DEXPISTOLS

研究生:
ROC TRAX presents「LESSON.05“SATURDAYS”」
このお題をいただいた時、エレクトロの着火点となると僕の中では中田ヤスタカではなく、DEXPISTOLSなのでは?という印象だったんです。クラブシーンのアーティストであり、基本的には楽曲を制作しないDJチームではありますが、「エレクトロ」のワードと一緒に話題になっていった存在でした。

彼らの名前が全国規模になりはじめたのも、おそらく2006年頃だったような記憶です。ま、あくまで知っている人はよく知っている、知らない人はまったく知らない。

先生:
For Whom the Bell Tolls
THIS IS MY SHIT
DEXPISTOLSが認知されたのって、そんなに早かったんですね。ミックスCDのリリースが2008年ですから、所謂日本のエレクトロとして4月には新譜が出る80kidzやLOWBROWSなんかとほぼ同時期という印象がありました。あと、ニューエレクトロ+2 many dj'sに代表されるマッシュアップ的な要素もありますね。それは、楽曲としてマッシュアップしているかどうかは別にして、新旧、ジャンルレスなごちゃ混ぜ感という意味で。

研究生:
DJとコンポーザーが新たなサウンド傾向に対応する場合、どうしてもコンポーザーの方は対応が遅れがちになるとも思うんです。 DJの場合は音源を買ってきてタンテに乗せて、ピッチを合わせておしまいですからね。一方、コンポーザーは楽曲発表までに実制作はもちろん、試行錯誤の時期もあります。

先生:
中田ヤスタカはDJもしますけど、基本的には自らの曲を中心に成り立っているDJですから、自分の曲がトレンドに乗らないと、DJとしても成り立たないですからね。あと、ニューエレクトロの中でも、全てを取り入れるではなく、自分の感性に合うところだけみたいなイイとこ取りをしている。例えば、ニューエレクトロって、ほとんどヒップホップみたいな曲もありますよね。それならヒップホップを聴けばいい。彼の場合、あちらの方向には行かない。個人的に、capsuleが好きな理由はその辺です。

研究生:
僕はヤスタカ信者からは程遠い人間ですが、ことニューエレクトロに関しては、あの人はやっぱりたいしたものなのかなぁと思ってしまいましたね・・・。鮮度が命のジャンルですから、スピーディーさはそれだけで賞賛に値する要素だと思います。

ただし、ニューエレクトロというワードとスムーズにつながったのは、むしろ大沢伸一の方が早かったのでは?とも感じているのですが・・・僕の周囲では大沢伸一がとにかく大人気です。Perfume~中田Pを認めない人も大沢さんはOKのようで。 ま、ポップス系というよりは日本のフロア物ですが、とりあえずとっかかりとして・・・。