ゴーオンジャーを検証
講師:話しは多少エレクトロから逸れてしまいますが、大枠でテクノという意味で、戦闘物の話をさせてください。
先生:
さすが、非おしゃれもちゃんと抑える講師! すいません、誉めたような微妙な発言。
講師:
炎神戦隊ゴーオンジャー 全曲集 炎神ソウルセット |
先生:
知っていますよ。この前、日本に出張に来たアメリカ人がゴーオンジャー・グッズを買いたいというので、おもちゃ屋に連れて行きましたもん。アメリカではまだ未発売の日本のゴーオンジャー・グッズを持っている子供はヒーローになれると。
講師:
子供たちと一緒に、お父さんやお母さんも視聴します。おじいちゃんやおばあちゃんもいるかもしれません。つまり、子供からお年寄りまで、あらゆる世代に共感を得るつくりにしなければなりません。
先生:
なるほど。僕的には、元AV女優の及川奈央が『ゴーオンジャー』に出演していることの方が、気になります。AVもテクノと同じレベルで家族で楽しめるレベルに昇格したんですね。きっと、ここに居ない助手は喜ぶでしょう。
研究生:
80年代末期、AVヘッズだった僕も、及川奈央の活躍は嬉しいかぎりです。TVドラマ「ギフト」に白石ひとみがチョイ役で出演した時も拍手喝采でしたが、それよりも価値は数倍ありますね。
で、そういえば、僕の友人も戦隊物のデジロック(宅録したらデジロック風になっただけ)を作っていましたよ。SHAM69にも負けないイノセントなパワーがみなぎるパンクチューンです。ただし、歌詞を読むかぎりだと、正義と悪、どちらのことを歌っているのかわからない欠点も孕んでいる曲ではありますが・・・。戦隊物って好きな人が多いみたいですね。
先生:
実際、戦隊ものとテクノというのは、過去にもあって、コンセプト的にもマッチしやすいですからね。ただ、モデルたちが好きと言っていたエレクトロとはまた違う次元での動きじゃないかと・・・でも、時代はそっちに現在向いていますね。