テクノポップ/アーティストインタヴュー

Sweet Vacation~都市の民族音楽(3ページ目)

リリース記念インタヴュー・・・東京エスムジカの早川大地さんとlovely & cuteなMayちゃんからなるSweet Vacationが、8月20日にサード『I miss you-ep-』をドロップ! テクノは都市の民族音楽なり。

四方 宏明

執筆者:四方 宏明

テクノポップガイド

遠距離活動

ガイド:
Mayちゃんはタイの大学生で、普段はタイにいるのですよね。しかも、タイの難関大学のチュラロンコン大学。Sweet Vacationは、J-POP界の屈指の秀才ユニットですね。離れながら、どのようにメンバーとして活動をされているのでしょうか?

早川:
そうですね。メールのやりとりで歌詞はできますし、時々Mayがこちらに着たり、僕が向こうに行ったりして自由にやってますね。台湾や韓国でもでもCDをリリースする予定なんですが、ライヴなんてことになったら、じゃあ現地集合!現地解散で!みたいなことになるのかな(笑)。

Do the Vacation!!

ガイド:
Do the Vacation!!
デビュー・アルバム『Do the Vacation!!』(2007年11月)では、カヴァーとオリジナルが混合していますが、カヴァー選曲の基準は? シンディー・ローパの「The Goonies'r' Good Enough」とかは1985年公開の映画主題歌ですから、早川さんもまだ小学生低学年ですよね。

早川:
ですね。「・・・Good Enough」はその当時出てたファミコンゲームのグーニーズのイメージが強かったりして。選曲としては、まずMayの声にあっていること、それにメロディが強くて、ポップスとしての芯の強さをもっていること、あとはみんながその曲にどんな思い入れを持っているか、その三つを基準としてます。あとは僕が好きなこと!

More the Vacation!!

ガイド:
More the Vacation!!
セカンドの『More the Vacation!!』(2008年4月)では、Blurのカヴァー「Girls And Boys」をやってられますね。この曲は、エレクトロ系のHalan Lidboもカヴァーやっていて、もともとクラブ系の人からも評価が高いのですが、Sweet Vacationのキュートなカヴァーも素敵です。やはりブリットポップ通過世代?なんて思いました。

早川:
ブラーとオアシスの口げんかの情報とかとかMTVでわくわくしながら見てた世代ですね。

ガイド:
セカンドのDVDに収録されている「I Feel So Good」と「遊びに行こうよ」では、早川さんご自身、Mayちゃん、バックダンサー二人とちょっとアイドルっぽい振り付けにも健気に参加されていますよね。楽器とかさわって、逃げちゃう選択肢もあったかと思うのですが、これもあってのSweet Vacationなのかと。これからも続けてください(笑)。

早川:
健気ですよ~。というか振り付けは僕でもできるというのを基準にしてます。あんまり難しいのは無理(笑)。
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