YMOの話で・・・

ガイド:
早川さんのHP「はじワル」にて「ユーゴスラビアとイタリアのTVインタビューを同時に受け、インタビュアーとYMOの話で盛り上がる」とあり、さらに確信が高まりました。YMOのメンバーとかもテクノでありながら、民族音楽に造詣が深いですからね。ところで、どんなYMO話になったのでしょうか?

早川:
メンバーが誰かの話から、『ソリッド・ステイト・サバイバー』が好きとかそんな話をした覚えがあります。ユーゴスラビアでもしられてるなんて、すごいなあ、と単純におもいましたね。ちなみに前の話ともつながるのですが、僕は昔からYMOと民族音楽学者の小泉文夫先生のファンで。小泉文夫という人は民族音楽研究において世界的な業績のある方です。

♪はじめてのワールドミュージック♪

あきらかに妄想・・・

ガイド:
Mayちゃんとの出会いは? そもそもSweet Vacation構想の中に海外、そしてタイからヴォーカリストを探すというのがあったのでしょうか? どんなヴォーカリストを理想とされていたんでしょうか?

早川:
タイで、というよりは、世界をフラットに見ようっていう意識があって。東京だろうと大阪だろうと台北だろうと、バンコクだろうと別にどこでも才能とセンスのあるやつはいるだろうし。プロデューサーやコンポーザーといった人々はノウハウの蓄積が必要です。でもシンガーは、生まれ持った才能がモノをいう世界だったりもするんです。だから、ポップマーケットの歴史が長い日本のプロデューサーと+外国のシンガーっていうのは完璧な組み合わせかもなあとは思ってました。

理想のヴォーカリストに関しても自分の中にイメージがありました。声はこんな感じで、キャラクターはこんなで、っていう箇条書き最初につくって周りの人に見せてましたからね。で、そこには、こんな感じの曲想で、こんな感じのユニットで !

アジアツアーだとか、何語版と何語版を作る、だとかいろいろ書いてあって。もうあきらかに妄想ですね。でもそれができる時代になってるな、っていう予感は、ここ数年自分自身があちこち旅してきて、各地の音楽人たちと会う中で、確信になっていましたね。

タイのポップシーン

ガイド:
タイは結構、ダンスポップが盛んな国という印象があります。僕は以前、記事を書いたことがあるんですが、FUTONもタイですよね! 早川さんにとって、タイの音楽の印象は?

早川:
FUTONかっこいいですよね。僕も大好きです。ただ、あれはイギリス人や日本人も入ったグループですから、また純粋にタイのものって感じではないですよね。タイはまたレコード会社のつくりも違って、メジャーとインディーというものがはっきり分かれてます。メジャーのものは比較的アメリカの音楽とそう変わらないんだけど、むしろインディーにはピコピコしてたりおしゃれだったり、面白いものがたくさんありますよ。

おすすめはLa-ong-fongってグループ。日本でいえばPizzicato Fiveって感じなのかな~Sweet Vacationともちょっと近いかも。ちなみにこれは偶然、Mayもファンでた。Mayも結構幅広く音楽をきいていて、ボサノバ、とかジャズ、あとはグエンステファニーとか、日本だと大塚愛が好き、なんていってますね。