テクノポップ/アーティストインタヴュー

東京ゲリラ~白塗り、サブカル、NW(4ページ目)

オムニバス・アルバム『東京ゲリラ』が7月9日にリリース! 航空電子のタバタさん、ピノキヲ、Boogie the マッハモータース、アーバンギャルドの皆さんにインタヴュー。白塗りって何だ?

四方 宏明

執筆者:四方 宏明

テクノポップガイド

Boogie the マッハモータースへ

ガイド:
makojetさん、sallycatさん、tsubakingさん、皆さん、素敵な名前です!
どのように三人は出会って、結成に至ったのですか?

makojet:
(前方左から)sallycat、makojet、(後方)tsubaking
僕、makojetが2001年にミレニアムの記念にバンドを結成しようと思い立って、近所でよく見るデカイ奴を「デカイ」という理由だけでドラマーとして誘い(tsubaking)、バイト先に毎日ミニスカートをはいてきて、アクションを起こすたびにパンティーが見えそうで見えない、全盛期の森高千里を彷彿させる女の子を「女の子」という理由だけでキーボーディストに誘い(sally cat)、結成しました。

ガイド:
マッハモータースだけで終わらないで、最初にBoogieが付いているのは、何故なのでしょうか?

makojet:
Boogie the マッハモータース・ライヴ
まず「?モータース」ってバンドをやりたいな と童貞だった頃から考えていました。で、なんとなく「マッハモータース」にしようと思ったんですが、男らしすぎる感じがしたので 前に「Boogie the」をつけてみました。
なんとなく、「Boogie the」の「Boo」の部分がポップな印象をあたえてくれる気がしませんか?

・・・って「ロッキンオンJAPAN」とかがインタビューに来るようになったら答えようと去年の夏に考え付きました。

ガイド:
今回、収録の「DISCOaGoGo」は、新曲ですよね。ロックなディスコ、ロッカディスコとでも言いましょうか? でも、どこか日本人の魂を感じてしまうのは、ボクだけではないと思います。一体全体、この作風が どのあたりから生まれきたんですか?

makojet:
Boogie the マッハモータース・ライヴ
日本人の魂というのが、どーいった物なのかはわかりませんが、これを機に日本人の魂たるものをこけのむすまで考えてみたいと思います。

ガイド:
ディスコティックライセンス
2006年にリリースしたアルバム『ディスコティックライセンス』では、「RYDEEN」という曲が収録されていますが・・・これってYMOのカヴァーですか?
ぜひ、どう料理されたのか聴いてみたいですね。

makojet:
是非、聞いてみてください。

ガイド:
少年ホームランズ16
ライヴで、サエキけんぞうさんとのコラボレーションが実現したらしいですね。しかも、少年ホームランズの再現。サエキさんとのコラボのきっかけは?

makojet:
僕(makojet)の愛読書が「ホットドッグ」と「チャンプロード」だった頃、サエキさんがやってた「パール兄弟」の「君にマニョマニョ」という曲を先輩のテツオクンがカラオケで歌っているのを聞いたのがサエキさんを知る最初のきっかけでした。テツオクンは地元ではとても有名な族の頭で、物凄い暴れん坊だったんですが、そんなテツオクンが「マニョマニョ~♪君にマニョマニョ~」と恥ずかしげもなく歌う姿を見て 「パール兄弟はテツオクンより偉い」というランクづけが僕の脳内でおこなわれました。

その後、集めれるだけの パール兄弟の音源を買いあさりました。1週間後には松坂大輔が言うトコロの「自信が確信に変わった」的な感じで、僕の「船で海難事故に遭い、救命ボートにはあと1人しか乗せれないけど誰を助けるか」リストの1位になっていました。ちなみに、2位は坂本龍一です。

で、その思いのたけを今回の「東京ゲリラ」の首謀者でもある「航空電子」のタバタさんに話したトコロ、面識があるとのコトを聞き、僕らの企画ライブにオファーをお願いしました。そしたら、タイミングよく「少年ホームランズ」のアルバムを再発するコトになっていて、そのバックバンドもやれることになりました。

Boogie the マッハモータース
  • 前のページへ
  • 1
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます