オヤジトロニクスとPerfumeには巨大な差がついている
ガイド:それでは、やっと本題となるオヤジトロニクスの記念すべきデビュー・アルバム『青春!ピッコピコピコ』についてお伺いしたいと思います。これはつまりテーマは、あの時代のテクノポップのことですよね。最近、また復興しているみたいですが(笑)・・・
ウツミ:
えっ!?復興?そうなんですか?
モリヤビッチ:
いわゆるPerfume効果ですよね。
ウツミ:
い、いわゆる??Perfume効果?なんかすごいこと言い出しそう・・・
モリヤビッチ:
90年代のときはテクノとテクノポップの関係みたいなところでの混乱や誤解、その解釈の仕方に大きなとまどいみたいなものがありましたが、Perfumeのテクノポップは21世紀のテクノ歌謡ということで、ルーツテクノポップとのつながりや違いがとても分かり易い気がします。
エレクトロクラッシュやダフトパンクなんかの美味しいところをアイドルの楽曲に取りいれるというのは、YMOやムーンライダーズなどの先達が手がけられたテクノ歌謡との違いや類似点などを明確に比較できるので論じやすいですよ
ね。
ウツミ:
へ~なるほどね。しっかし、論じやすいですよねって(笑)。
モリヤビッチ:
だからこそ、オヤジトロニクスが表現したい「あの頃のテクノポップ 」というものを誤解されずに伝えることが出来るのではないかと期待しています。また、Perfumeを代表する今のテクノポップ呼ばれている音楽との差が開けば開くほどオヤジトロニクスの存在価値も出てくるのではとも考えています。
クローリアン:
始めからヴィジュアル面では巨大な差がついてますが(爆笑)。
モリヤビッチ:
たしかに(笑)。
ウツミ:
・・・・・ハイハイ。
オヤジトロニクスはメカノで買える
ガイド:で、このアルバムはどこで買えるのですか?
ウツミ:
テクノの聖地。ショップ・メカノさんで販売しております。
モリヤビッチ:
メカノさんからデジタルスの再リリースを持ちかけられたのが、ホタテクノレーベルを興すきっかけにもなったということもあって、私が深く関わった作品は原則的にメカノ独占販売にしたいと考えてます。特にオヤジトロニクスのコンセプトはメカノさんに来られるお客さんのニーズにピッタリだと思いますし。
クローリアン:
メカノさんの計らいで通販もしてくださるので、遠方の方はメカノさんにメールしていただければお求めいただけます。
◆shop MECANO