テクノなアレンジと相性がいい
ガイド:クロード・フランソワは、1978年に亡くなったということで、時代的にはまだテクノポップではないですよね。今回のカヴァーを聴いていると、テクノポップやエレクトロ~ハウス的なアレンジがなされたものが結構多いですが、相性がすごくいいです。
サエキ:
CLO CLOは、今回のYMCK「あのとき」に歌われているように1962年デビュー、その頃は、イエイエというフランス風ロックンロールのアイドルでした。しかし、歌って踊るというスタイルが、70年代のディスコブームに届いて、彼は、そのままフランスでディスコサウンドを推進する役回りになったのです。したがって彼の代表曲は8割が70年代曲で、それはディスコ的な味付けの曲になってます。エレクトロ~ハウスが合っているのは、ディスコ精神が根底にそれらと合うからですね。
ジャケ秘話
ガイド:このアルバムはフランスでも発売になるんでしょうか? 本国フランスでの評価が気になります。
サエキ:
CLO CLO MADE IN JAPAN(フランス盤) |
幻のフランス盤ジャケ |
YouTubeの反応
ガイド:今回のアルバム、PVの充実度が凄いですね。12曲中10曲でPVを作ってしまうとは! PVにこだわった理由は何なのでしょう?
サエキ:
プロモーションとして、ビデオがなければ、ダメだ!という時代になったとの判断で、各バンドに作ってもらいました。予想通り、YouTubeの反応は結構なものがありました(1ヶ月で「陽のあたる月曜日」は1万ビューを突破)。
◆YouTube - CLOCLOJPNのチャンネル
サエキけんぞうさん |