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不景気の今こそ、家計も人生もリストラしよう!

「リストラ」と聞いて、皆さんは何を想像しますか? 会社の事業縮小や人員削減を思い浮かべるかもしれません。2009年冬のボーナスの支給額は、前年対比13.1%の減少で過去最大。不景気の今、家計や人生にもリストラが必要です。

平野 泰嗣

執筆者:平野 泰嗣

ふたりで学ぶマネー術ガイド

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2009年冬のボーナスは過去最大の減少!

2009年冬のボーナスの支給額は、前年比で過去最大の下げ幅に!

2009年冬のボーナスの支給額は、前年比で過去最大の下げ幅に!

2008年秋のリーマン・ショック以来、急激な景気の冷え込みから、日本の企業業績の悪化により、給料やボーナスなどにも大きな影響が出ています。民間調査機関の労務行政研究所がまとめた、東証1部に上場する主要218社の2009年冬のボーナス妥結状況によると、支給額は全産業平均で 65万9864円と前年比13.1%の減少。冬のボーナスが減少するのは実に7年ぶりで、減少率は1970年以来過去最大とのことです。

最近の冬のボーナスに関する話題を見ていても、冬のボーナスの落ち込みで住宅ローンが払えなくなるといった特集など、家計に関する暗いニュースが多いですね。そこで今回は、不景気を乗り切る「家計と人生のリストラ」について考えてみました。
 

「家計も人生もリストラ」ってどういうこと?

皆さんは、「リストラ」と聞いて何を思い浮かべるでしょうか? おそらく、業績が悪くなったときに企業が行う、事業の縮小や人員の削減といったことを思い浮かべるかもしれません。「リストラ」というと、縮小・削減といったあまり良くないマイナスのイメージを持たれる方が多いかもしれません。

そもそも「リストラ」とは、「リストラクチャリング」(Restructuring)の略語で、正確には「再構築」という意味です。企業が経営環境や自社の経営資源をあらためて見直し、将来の企業の進むべき方向を定め、企業をそれに沿う事業体制・組織体制に再構築するということです。

ここで「家計も人生もリストラ」と言っているのは、単に家計を切り詰めて節約したり、人生のやりたいことを諦めるということではなく、家計のあり方や人生の生き方をお金の面で見直し、再構築するということです。

>>家計と人生のリストラはどうやって実践する? 

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