テクノポップ/フューチャーポップ

侮れないふかわりょう(ロケットマン)(3ページ目)

いじられ系高学歴芸人としてお茶の間では知られるふかわりょう。しかし、音楽人としてちゃんと評価されるべき彼の素晴らしい活動暦について書きました。モテる筈。

四方 宏明

執筆者:四方 宏明

テクノポップガイド

本気でハウス!

愛と海と音楽と
ロケットマンとしてのリリースはここで終止符を打つかと思われましたが、2006年にサンセットハウス(ボサハウスと呼んでもいいでしょう)という新機軸で『愛と海と音楽と』をリリースします。なんだかタイトルが、「部屋とYシャツと私」ですが、やっぱり・・・平松愛理も参加しています。ハウスで平松愛理!というのがミソです。加えて、オフ・コースの鈴木康博のニューミュージック系の起用も唸らせます。この所、ボサ姫として活躍する土岐麻子とかもちゃんと参加しています。ギャグっぽいのはイントロの楠田絵里子の語りくらいで・・・ふかわりょうの本気度が感じられます。

絶対モテるはずだ

THE SOUND OF MUSIQUE
ロケットマンの最新アルバム『THE SOUND OF MUSIQUE』(2007年)では、ふかわりょうは中田ヤスタカを目指しているのかとさえ思えます。ジャケは、Verner Pantonのチェアをあしらったスペースちっくなミッドセンチュリー。前回はボサよりでしたが、今回はさらにロボ声なんかも入ったキラキラ度の高いハウスになっています。ラストの「ROMANTIQUE 66」なんか、かっこよすぎます。非モテ系のふかわりょうなどと暴言を吐いてしまいましたが、完全撤回します。これはモテます。

DOLCE(初回限定盤)
ふかわりょうのBLOGを読んでいて、さらに面白い企画が判明しました。キリンジや中田ヤスタカなどとの音楽好きに受けるコラボ企画をやっている鈴木亜美とのコラボが実現するそうです。2月6日発売の鈴木亜美のコラボ・アルバム『DOLCE』にて鈴木亜美joins ROCKETMAN feat.YTR名義で「アイノウタ」を収録! とってもとってもあなどれないふかわりょうです。

/// Happy Note ///(ふかわりょう公式サイト)
ふかわりょうBLOG
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