コンピューター・ベルリン
2年ちょっと前ですね、ダンボール・バットのAMIさんにインタヴューしたのが・・・◆黄金のダンボール・バット
前作『未来ブティック』より5年ぶり、2007年12月20日に執念のリリースとなった『コンピューター・ベルリン』について、ダンボール・バットのリーダー、AMIさんに再度登場頂きます。
amazon.co.jpにあるCDは、ジャケ写からリンクできます。(amazon.co.jpにない場合、海外のamazonや他の通販サイトへ)
コンピューター・ベルリン |
02. コンピュータ・ベルリン
03. LOLITA
04. モナ★リザ(ショック・ロック)
05. 午前3時のピロウ・トーク
06. 美人的士(TAXI!)
07. 塩の河
08. 沼
09. 女はニュー・ルック
一見、卑屈とも思えるAMIさんの発言の中に潜むロックなスピリットを皆、感じ取ってください!
東京産業レコードに秘められた思い
ガイド:お久しぶりです、AMIさん。前回のインタヴューで「曲はタンマリあるのに、そして今も続々作っているのに、リリース先のレコード会社が見つからない!!」と切実な訴えをしていましたが、やっとリリースとなりましたね。リリース元は東京産業レコード(あやしい)となっていますが、これはなんか苦労話が聞けそうすね。
AMI:
AMI |
いやー昨今のレコード会社なんて、大なり小なり腐ってますよ。テメーら社員と家族を養わせるのに必死ですから。始めから売れそうなのしか手出さない。けして冒険をしない。始めは売れなくてもいいから、地道に売っていこうとか言ってたくせに、1枚目が売れないと分かるや否やゴミのように捨てられましたからね。
で、2002年の屈辱のCD発売の後、いろんなレーベルにDEMOを送ったりはしたんですが、なんせ、特殊ですからウチの音は(笑)。どこにも相手にされないまま4年が過ぎ、いい加減こりゃマズいなと思って、去年の暮れからコツコツと・・・まずは、クリック音の打ち込みから作り始め、約1年もかかってしまいましたが、今回、自主制作という形で5年ぶりの新作発表となったわけです。
前作ではプロのエンジニアとPRO-TOOLSを使っての無駄に贅沢な録音だったのに対して、今回は全くカネがないですから、録音からMIXまで、ほぼ一人でやりました。PCはおろかロクな機材が無い中での執念の録音は、まさに、血尿の出る思いでした。ちなみに、リリース元は急遽作った自分ところのレーベル。レーベル名の由来は、昔、80年代の売れ線のアメリカンロックを指した造語で「産業ロック」って言葉が流行った時期がありましたが、その響きが好きでそこからレーベル名に拝借しました。「売れる」ようにとの願いも込められています(笑)。
誰のランボルギーニ?
ガイド:コンピューター・ベルリン(裏ジャケ) |
AMI:
常盤センセイのです。でも常盤さん、免許持ってない(笑)。ただ車庫に置いてるだけ。ただの道楽にしては贅沢な話です(笑)。