フューチャーフォークとは?
今日の特集はフューチャーフォークです。capsuleなどのフューチャーポップとは、また違います。フォークトロニカのルーツかもれしれません。最初はテクノフォークをタイトルにしようかと思っていたくらいですか、テクノ=フューチャーと考えてもらってもいいでしょう。フューチャーというのは逆説的にはレトロになったりもしますから、レトロポップともかぶる部分があります。伝説のRISU
amazon.co.jpにあるCDは、ジャケ写からリンクできます。(amazon.co.jpにない場合、海外のamazonや他の通販サイトへ)THE BEST OF RISU |
02. オッペケ
03. ねじ
04. 火星
05. クロアゲハ
06. ソラウミ
07. ユリの丘
08. メビウスアイロン
09. パルスα
先ず紹介したいのが、RISUです。フューチャーフォークという言葉は、彼女たちのためにあると言えましょう。スネオヘヤーとか彼も絡んでいるthe Indigo(『FUTURE FOLK』というアルバムをリリースしている)もフューチャーフォークと呼ばれていますが、別物としてください。ちなみにRISUというのは小動物のリスではなく、ギリシャ神話の革命の女神、リリスから「リ」が抜けたものらしいです。
当時、フューチャーフォークと呼ばれていたが正直知りませんが、2000年に初CD化されたデビューにしてベストCDが、『THE BEST OF RISU>>>THE PAST FUTURE FOLK SONGS』です。RISUは、1990年に福間未紗、友沢ミミヨ、斉藤哲也、園部啓一、ナカノケイタ、ワカバヤシチカが在籍した伝説のフォークユニットであります。福間未紗の弟は、福間創・・・元P-MODEL(「いつのまにか弟が入っていたらしい」とのお姉さんのコメントとどこかで読んだ覚えがあります)、現SOYUZ PROJECT(↓でインタヴューしています)。友沢ミミヨは漫画家ですが、ジム・オルークのジャケ仕事なんかもしている小太りゆるキャラを描かせたら右に出るものはいない人です。内田春菊の弟子だったそうです。
曲タイトルを見て、想像できるでしょうか?これがフォークユニットだなんて。フォークと言っても、フォークギターを片手に日常を歌うわけではないのです。宇宙をテーマに大正琴とプロフェット5をかき鳴らして、アンデス民謡のようなフォーク(こちらが本来のフォーク=民謡ですね)を奏でます。なんてチャーミングで自由なんでしょう。
◆解体そして再編・・・soyuz project