テクノポップ/テクノポップ関連情報

ぶどう÷グレープ=おとなたち×こどもたち

名古屋発ひねくれポップ・バンド、ぶどう÷グレープが待望のサード・アルバム『おとなたち×こどもたち』を3月21日にドロップ! パール兄弟ともツアー開始! レコ発記念インタヴューいっちゃいましょう。

四方 宏明

執筆者:四方 宏明

テクノポップガイド

All Aboutテクノポップに3回目の登場するのは、ぶどう÷グレープ! 3月17日に渾身のサード・アルバム『おとなたち×こどもたち』がリリースされます。ネオ・ニューウェイヴ時代はバケラッタとしても活動したリーダーのながい÷グレープさんと萌え系ヴォーカル、くみんこ÷グレープさんにインタヴューです。

amazon.co.jpにあるCDは、ジャケ写からリンクできます。(amazon.co.jpにない場合、海外のamazonや他の通販サイトへ)
おとなたち×こどもたち
01. へんなやま小唄
02. 涙のターニングP
03. システムズ・オブ・ロマンス
04. 素肌にさわらせて
05. 愛さないで!
06. さい・あい・あいびりーぶ
07. 迷宮デジャヴ
08. ワタシハ ノー メッセージ
09. 僕の可愛いおさかな
10. このカゼが治るとき
11. 360°のマーチ
12. とどめのクラクション
13. かるわざ師
14. 悩み相談室


1枚に凝縮した自信のサード・アルバム

ガイド:
約一年ぶりですね。ここまでコンスタントに毎年一枚のペースで3枚目とは、バンドに勢いがありますね。初めは2枚組を予定されていたとか。もう、2枚分の曲のストックは出来上がっていたんですか?

ながい:
ながい÷グレープ
はい!かつて無かった程、バンドの雰囲気が良く、かなりノッてサードを制作することが出来ました。録音前にどんどんアイデアが貯まっていって、時間と予算があれば2枚組もありかな・・なんて考えたりしました。ただ、例えばジョージ・ハリソンの『All Things Must Pass』、あの3枚組にしたって、確かに名盤なんだけども、1枚に凝縮してたら極限的超名盤になったはずなのになあ、と思惑した経験があるから、ぶどうも1枚に絞り込んで超名盤をねらいました。結果、新曲ばかりなのにベスト盤みたいな感触はあるかも。

ガイド:
今回のアルバム、ニューウェイヴというスピリットに溢れつつ、ニューウェイヴの音楽的な枠を超えたポップとして最高の出来ではないでしょうか? 1曲目の「へんなやま小唄」は、「咲坂と桃内のごきげんいかが 1・2・3.」とかのニューウェイヴ時代のラップを彷彿とさせますね。ラップってニューウェイヴですよね。

ながい:
ありがとうございます!全14曲、43分、『リボルバー』や『ラバー・ソウル』級の出来だと、吹聴しまくってます(笑)。ニューウェイヴ時代のラップといえばトムトムクラブのシングルとかね。ちょっと不器用な感じが好きなんです。アルバムの出だしってかなり悩むけど、この「へんなやま」コーラスでキマリだね!
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