テクノポップ/テクノポップ基礎知識

ロボポップ III(2ページ目)

ロボポップ三部作、最終作は、ロボ歌謡からロボ・エレクトロ、そしてロボジャケ特集。

四方 宏明

執筆者:四方 宏明

テクノポップガイド

ロボ・エレクトロ

では、比較的最近のエレクトロ~ハウス系からロボポップを探してみましょう。

Sexy Robot
インタヴュー記事「Hakan Lidbo氏の教授カヴァー」で紹介したHakan Lidboのアルバム『Sexy Robot』(2002年)から「Sexy Robot」。80年代テクノポップを土台に巧妙にセクシーなエレクトロ・チューンに仕上げています。

Clean
フレンチ・エレクトロ・シーンにおいて目立たないがとても良い仕事をしているCosmo Vitelliです。彼の作品はKITSUNEのコンピなどでも聴けますね。アルバム『Clean』(2003年)より哀愁のロボポップ「Robot Soul」は、きっと貴女の涙を誘うでしょう。

Do It Like A Robot
以前、はせキョ☆スーパースターという偶発的企画で盛り上がっていましたが、その名前の発端ともなった、NYCが誇るエロセレブDJ、Princess Superstar姐さんの「Do It Like A Robot」。DJヘルのリミックス・ヴァージョンもございます。

Robot Rock
ダフト・パンクのサード・アルバム『Human After All』(2005年)は、前作よりもフィルター度は低く、ロック度を高めていますが、その中でも代表的なチューンが「Robot Rock」。はっきり言って単調な繰り返しなんですが、それが不思議な快感を生み出すダフト・マジックであります。Soulwaxのリミックスもぶっ飛びます。
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