4-Dへと
――では、4-Dに話を移します。今回の4-Dの集大成と言える『Die Rekonstruktion』のリリースはこの時期された理由は?amazon.co.jpにあるCDは、ジャケ写からリンクできます。(amazon.co.jpにない場合、海外のamazonや他の通販サイトへ)
Die Rekonstruktion |
02. H-FUNK II(1983/3/31)
03. Kiss a Day Goodbye (1983/8/4)
04. Life Plan (1983/12/9)
05. F-1 (1984/3/23)
06. 春嵐 (1984/3/23)
07. 雪鳥 (1984/12/24)
08. en Soiree de Cherubin
09. Perpetual Motion II
10. 蟹道楽
11. PIPER IN THE WOODS
12. 旅の人
13. ひろせ
14. DECIMAL NOTATION
15. ブルトンの手
16. ポチョムキン
17. WHILE YOU SLEEP
P-MODELやってた頃には、すでに出したいなと思ってました。中垣君にお願いして、マスターテープを集めてもらったりもしてましたが、そこからの作業が進まなかったのと、周囲からは「そんなもの誰が聞くの?」と言われてました(笑)。が、4-D MODE-1を復活して活動始めたら、再び成田がリリースの話を持ってきた。ソノシート一作づつが一枚のCDに収められた、5万円くらいのボックスセットを提案したんですが、当然却下されました(笑)。
――今回、4-DはMODE-1(小西健司、成田忍、横川理彦、中垣和也)、MODE-2(梗、周明、小西健司)、そして幻のMODE-0(小西健司、中垣和也)まで含めているのが嬉しいです。4-D MODE-1に並行して、成田さんはShinobu、横川さんはP-MODELとして活動もしていましたよね。MODEという形態で4-Dが内部派生した理由は?
ブックレットの中でも話してますが、最初からバンドって意識がなかったので、それぞれが色々なことをして例えばMODE-1ならMODE-1に各々の活動が反映されればいいなと
――MODE-2の梗さんという女性ヴォーカルの方は情報がなく謎なのですが、問題のない限りの素性が知りたいです。
たいして深い謎でもないので、想像にお任せしますよ(笑)。
ソノシート無料配布
A Style Of Building |
当時も今もですが、酒飲みに行ったりパチンコしたりするような日常を持つメンバーって居ないので「飲みに行ったつもりでお金置いておく」ってのが当時の感覚だったと思います。酒飲んで良い気分になるより、ソノシート全国にばらまいた方が良い気分ですよ。
あとイギリスのNW連中がやってて、格好良いなと思ったのがPILだかなんだかが、ライブの翌日に音源がカセットで売られているなんてフットワークの軽さと、無料で配布するって事は音源売ったお金を回収して回るなんて、めんどうな作業からも自由でいられる。それに無料で軽いからTower Recordsとかのレコード店でも売り物の空きスペースに詰め込んで、全国流通してくれた。他には音楽を売る事とは直接関係がない、NWファッション置いてるブティックなんかにも、交渉して置いてもらえました。