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メガネはお笑いだ!

しつこく続くメガネ・ジャケの世界。メガネはお笑い~バラエティーの世界でも重要なチャームポイント。「メ、メガネ、メガネ・・・」のあの人に欽ちゃんファミリー・メガネキャラ。

四方 宏明

執筆者:四方 宏明

テクノポップガイド

メガネ男子

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メガネ男子
メガネ・ジャケを愛する皆さん、お久しぶりです。去年の8月から始めて、今回で第6回となるメガネ・ジャケ展を久しぶりに開催します。メガネ・ブームの勢いはさらに増し、『メガネ男子』なんていう本まで出ちゃいました。今回のテーマは美男子メガネと行きたいところですが、お笑いメガネです。

元祖メガネ芸人


元祖メガネ・コメディアンとして思い浮かぶのは、トニー谷。さすがに全盛期を知っているわけではありませんが、ソロバン片手にアベック歌合戦で「あんたのお名前、何てえの?」で一世を風靡したTV司会者でもあります。『This Is Mr. Tony Tani』(1987年)は、トニー谷が他界した年に大滝詠一のプロデュースでCD化された作品集。ダイナマイト歌謡歌姫、大西ユカリもトニー谷の「さいざんす・マンボ」をカヴァーしています。ざんす、ざんす、さいざんす!

This Is Mr. Tony Tani
Number One Song In Heaven
強引ですが、スパークスです。スパークスの兄、ロン・マエルってどこかで見たような気がしていたんです。トニー谷の相似系です。まあ、コメディアンではありませんが、ライヴでは「ロンの隠し子らしい赤ちゃん浮遊ショウ」を見せてくれました。ジャケはオリジナルは1979年、再発シングル『Number One Song In Heaven』(1997年)。ジョルジオ・モロダーのプロデュースの元祖エレクトロディスコとして知られる曲ですが、サロン・ミュージックが彼らの本『ワンダフル・アロハ』でスパークスにインタヴューしており、「ジョルジオ・モロダーはお金の面だけで、クリエイティヴな面では参加していなくて・・・」という面白い発言がありました。

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やすきよ漫才てなもんやMIX
「メ、メガネ、メガネ・・・」の横山やすし。最近では、くりいむしちゅ~とかもそうですが、これほど、善人・悪人キャラがはっきりしているコンビはない。RANDOM FUTUREというユニット(多分、この企画のためだけ?)によるリメイク・アルバム『やすきよ漫才てなもんやMIX』(1999年)。「やすきよ漫才meetsテクノ=やすきよ漫才てなもんやMIX」とのキャッチがありますが、やすきよの喋りがラップ化されていると言った方が分かりやすいかもしれません。ある意味でのラップ歌謡。やはり、天才的な喋りにはグルーヴ感があるとうならされる事間違いなし。↓のサイトで試聴も出来ますので、ぜひ聴いてください。

【関連サイト】
やすきよ漫才てなもんやMIX

俺は浪花の漫才師
オリジナル・リリースは1973年の『俺は浪花の漫才師』(1996年)では、横山やすしは演歌歌手。大阪コンピ・シリーズとして人気を博した『大阪ソウルバラード 番外編』(2003年)にも収録されています。1997年に的場浩司が主演した(西川きよし役は生瀬勝久)、横山やすし追悼ドラマのタイトルでもあります。
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