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魅惑のJAPANソング(2ページ目)

今回の変なものは、洋楽におけるJAPANに捧げた「JAPANソング」。そして、「TOKYOソング」以外の日本の地名ソング。意外と、大阪や名古屋は見つからないのです。しかし、このジャケは笑えるぞ。

四方 宏明

執筆者:四方 宏明

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中華風も多いJAPANソング

ATA TAKから出てたロスト・グリンゴス(Lost Gringos)というバンドがいます。彼ら(エーバーハルト・シュタインクリューガーとピート・ジギル)は、偽者エスノポップの確信犯。キッチュな音源には、妙に強かったWAVEよりリリースされたアルバム『Bargeld Amore』(1990年)は、彼らの貴重な記録です。ありえないタンゴ、レゲエ、サンバをやっています。

その中に収録されている、12インチとしてもリリースされた『Nippon Samba(日本サンバ)』(1982年)は、デビュー作でもある。ドイツ在住のケイコさんという日本女性が歌っている日本語ソングでもあります。これは、ぜひ「日本サンバ振興会」のテーマ・ソングにして頂きたいものです。

「TOKYOソング~第3回」で紹介したTakenokoとよく似た系統のフレンチ・バンドとして、Tokow Boys(東京から来たカウボーイ)が居ますが、レイチェル・レイチェルとエリック・タブチ(日系?)からなる男女二人組。1980年『Elle Hotesse c/w Welcome To Japan』というシングルをリリースしています。

他、「JAPANESE」関連では、既出の中華風ポップとして、アネカの「Japanese Boy」やザ・ヴェイパーズ(The Vapors)の「Turn To Japanese」がありますね。Wingsのデニー・レインの「Japanese Tears」もそうでした。さて、ここからはフレンチ・ネタが続きます。

勘違いの中華風ポップ
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