テクノポップ/テクノポップ関連情報

月刊プロボーラー~青春テクノ(3ページ目)

通称「月プロ」、月刊プロボーラーが放つ、キラメキの第2弾アルバム『テクニコフ』のリリースを記念して、9番の菊田さんと8番の岸さんにインタヴュー! 「ハイスクール・ララバイ」もカヴァー。

四方 宏明

執筆者:四方 宏明

テクノポップガイド

ハイスクール・ララバイ

「ハイスクール・ララバイ」PVより
――あえて、YMOのカヴァーではなく、YMOを自らパロッた細野晴臣さんの名テクノ歌謡としても知られるイモ欽トリオの「ハイスクール・ララバイ」をカヴァーした理由は? 正直、大好きです、このカヴァー。かなりエレクトロで、ニュー・オーダーの「Blue Monday」の雰囲気も漂いますね。

何曲か候補があったのですが、YMOの細野さん作曲ということで、テクノルーツに対するアプローチと、なにより「100%片思い」って歌詞ですね。青春じゃないですか。ノーチャンスじゃないですか。泣き虫青春テクノのコンセプトに近いというのが理由です。

「ハイスクール・ララバイ」PVより
――しかも、アイドル的PVまで製作されていますね。某ゲーム機のようなデザインの公式ページもそうですが、サウンドだけでなく、ヴィジュアル面にもコンセプトがあって素晴らしいと思いました。

あまりテクノしすぎないで、ポップで遊び心のあるやつをコンセプトにしています。ちょっとカッコつけてるつもりでも、ついてないで笑えるみたいなのもけっこう好きですね。

――マスタリングの方は、わたしもインタヴューさせてもらったOVERROCKETの渡部高士さんですね。相性の良さを感じるのですが、OVERROCKETとは、ライヴで対バンもされていますよね。

OVERROCKETもテクノミュージックの上に、歌がのるポップミュージックですよね?その意味では、ニュアンスを伝えやすかったし、とてもやりやすかったです。ライヴもボーカルがいますし、パソコンいじってるだけじゃ出せないライヴ感があって、すごく楽しいですよ。

菊田さん(左)と岸さん(右)
――では、今の月刊プロボーラーに至るに大きな影響を与えたと思われる、名盤などあれば、ご紹介ください。

大きな影響…エレクトリックミュージック全般って気がしますが、2人共通というとTM NETWORKでしょうか?

――ライヴスケジュールを見ると、年間でかなりのライヴをこなされているようですね。月刊プロボーラーのライヴ・パーフォーマンスはどんなものなのでしょうか? ぜひ、ライヴは見せていただきたいです。

ここでは無理なので、会場でということになってしまいますが、ライヴでは、CDよりももっとお祭りノリというか、踊って歌って楽しんで欲しいですね。でも少しホロリとなっちゃうというか…。是非会場に遊びに来て下さい!

【LIVE INFO.】
4/17(日)@渋谷CHELSEA HOTEL
5/02(月)@京都WHOOPEES
5/03(火)@大阪DROP
5/04(水)@神戸OTOYA
5/06(土)@福岡KIETH FLACK
5/27(金)@新木場ageHa

(ご協力ありがとうございました。)

【関連サイト】
月刊プロボーラー・オフィシャルホームページ

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