テクノポップ/テクノポップ関連情報

レーベル紹介~Part 2 abcdefg*record(2ページ目)

名古屋を拠点にフットワークの軽さが素敵なインディーポップ・レーベル、abcdefg*records(a→g)をインタヴュー形式でご紹介します。Sonicberry Favourやスロウキャンプも要チェック!

四方 宏明

執筆者:四方 宏明

テクノポップガイド

Intro. 01

――レーベル・コンピとしては第3弾、初のミニ雑誌付CD『Intro. 01』(2004年)を出されましたが、先ずは雑誌の方から。レーベル・アーティストも参加してのちっちゃいけれど、盛りだくさんな内容ですね。雑誌不況なご時世ですか、これは昔からやりたかった企画なんでしょうか?
01. sprito:2CV (live at daisy*cafe 2004.04.18)
02. MJ-Classical:Dance Floor
03. heidi:赤いレーシングカー
04. クノシンジ:オレンジジュース・グレープフルーツジュース
05. Sonicberry Favour:flash and feather
06. スロウキャンプ:leaf
07. naivepop or petitfool:ちいさなすずらん
08. roly poly rag bear:ryan's favorite
09. miette-one:Rain and Snow
10. YOUNG TONGUE:ロールプレイ(ROUGH MIX)
11. CASA (Shinya Kato"sprito" & Akira Okabe"StrawberryMachine"):sanctuary


これはですね、一応CD付き雑誌なんです。でも誰がどう見てもミニ雑誌付きCDですよね。最近ではあきらめて、ミニブック付きCDってことで折れましたが。元々僕は大学の頃にフリーペーパーを作っていて、音楽とは全く関係ない物だったんですが、その延長でレーベルに繋がっていったようなところがあるので、こういう雑誌っぽいものを一度作ってみたかったんです。中学生の頃から漠然と雑誌を作りたいっていうのも思っていたし。

――『Intro. 02』も予告していますね。しかも、目次まで!

これは冗談です。次号はあるのか、ないのか、どうなんでしょうか。Introというのは無くならないんですが、次回のは01とは形を変えることになりそうです。

――肝心のCDの方に話を移しましょう。コンピは11組のアーティストによる11曲。ジャンル的には、ギターポップ、ソフトロック、ポップトロニカなど幅広く、名古屋に突如現れたポスト渋谷系インディーポップって感じですが。ジャンル的な統一感よりも、アーティストが放つ空気のようなもので選ばれているのでしょうか?

今回の収録バンドは、ほとんどがうちからリリースしているか、来年リリースする予定のバンドです。音はかなりバラつきがありますよね。うちは毎度コンピを作るとこうなるんですが、でもabcdefg*recordっていう括りで統一した雰囲気が出てるんじゃないかなぁと。って言うのは初めて聴く人にはわかんない話なので、レーベルやバンドの事をよく知ってもらえば、さらにその雰囲気が伝わるんじゃないかということで、今回のコンピにはあの変てこりんな本が付いてるわけです。人間性まで含めてトータルでみてもらうと、妙な統一感があったりなかったりで。
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