ゲイシャ都市TOKYO
現在も活動続ける長寿ダッチ・ニューウェイヴ・バンド、グルッポ・スポルティヴォ(Gruppo Sportivo)。ニューウェイヴと言うよりも、パロディー・アート集団の方が当たっているかもしれない。70年代末期の初期2作アルバムからの編集盤『Back to 19 Mistakes』(2001年)には、「Tokyo」を収録。別のアルバムですが、「Life In Tokyo」という曲もあります。しかし、困ったジャケ。ザ・ストラプス(The Stripes)というバンドのヴォーカルを経て、自らの名前のバンド名で、1984年に「99 Luftballons(ロックバルーンは99)」でブレイクしたネーナ。アルバム『Eisbrecher(砕氷船)』(1986年)では、「Tokyo」という曲を収録。最近でも、WestBamやんやTok Tokなどとともコラボレーションし、ちょっとリヴァイヴァル中。
アルバム『Bloody Tourists』(1978年)では、ジャマイカなんか嫌いな人のためのレゲエ曲「Dreadlock Holiday(トロピカル・ラヴ)」が全英1位となりましたが、10ccのわりには、キモノ、芸者ガールと捻りに欠ける歌詞ですが、「Tokyo」という曲もやっています。
「Hold Me Now」などが収録されたトンプソン・ツインズ(Thompson Twins)の大ヒット・アルバム『Into The Gap』(1984年)に続いてリリースされたのが『Here's To Future Days』(1985年)。そこそこヒットした「Lay Your Hands On Me」やビートルズの「Revolution」のカヴァーに混じって、「Tokyo」という曲も収録。京王プラザが歌詞中に出てきます。
◆続テクノ THE ビートルズ