テクノポップ/テクノポップ関連情報

アーティスト・インタヴュー~Part 29 しょんぼりテクノ・・・時と哲学

ちょっとしょんぼりしながらも、箱庭的テクノポップ世界を繰り広げる、ひとりでもがんばる謎のバンド・・・時と哲学(通称トキテツ)。トキテツさんからの不審なメールから始まったインタヴュー。

四方 宏明

執筆者:四方 宏明

テクノポップガイド


不審なメール

8月某日、差出人が「?? ??」と件名「時と哲学というバンドをしている田中というものです。」という不審なメールが届く。現在、スパム系のメールが8割なんで、もうちょっとで削除するところでした。

以下メールの内容・・・

そちらに自分たちの音源を聴いてもらいたく、メールいたしました。詳しい活動はこちらのHPを見ていただければわかると思います。       

お忙しいなか申し訳ございませんが、もしよろしければ音源を送りたいので送り先を教えていただければ嬉しいのですが、よろしくお願いします。  
                          
                                           時と哲学 田中俊和


・・・とある。

テクノポップ~ニューウェイヴ系ならアンダーグラウンドな活動をしているバンドは、かなり知っているつもりでしたが・・・「時と哲学?」って知らない。しかも、関西系みたいだ。迂闊だった。

で、早速音源を送ってくれると言う。

そして、同封された手紙の内容・・・

どうも、はじめまして。トキテツの田中俊和という者です。まわりからは時夫と呼ばれております。今まで、十数年こういうジャンルの音楽をやりながら、こんなどんぴしゃなサイト(All About Japan テクノポップのことですね)を知らなかった自分の無知さをはずかしくおもっている今日このごろです。さっそく、音源をおくらせていただきました。お時間がありましたら、ぜひ聴いてください。

音源は、meatmoonというOZディスクや高円寺円盤にゆかりの深い大川素子さんという方(トキテツのサポートメンバーでもある)のレーベルから出したアルバム2枚と1996年~2004年に発表したカセットテープ音源を入れたCD-Rです。いきなり大量におくりつけてしまい申し訳ありませんが、どうしてもしぼりきれませんでした。迷惑でなければコレクションに加えてください。できれば、感想をいただけるとうれしいです。よろしくおねがいします。

                                                  トキテツ 時夫


謙虚さがほのぼのとする、愉快なメールでした。CD-Rタイトルは『トキテツ(しょんぼり)サンプラー 1996~2004』。そして、音源を聴いている内に、インタヴューをすることに決めました。
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