プライベートなTOKYO
セクシー★ジャケ展でも紹介したVicious Pink(この時は、Vicious Pink Phenomena名義)のシングル『My Private Tokyo』(1982年)。これは、日本語で歌う洋楽指定をしてもいいのですが、こちらの方が先なのですが、基本的にHumpe・Humpeの「Yama-ha(これが人生だ)」と同じパターンで、三洋、シャープ、日立、スズキ、富士通と日本の会社名を連呼。◆セクシー★ジャケ展 134⇒156
ジョン・ラングドンとカトヤ・カシオ(そう、あの"CASIO"から取ったのでしょう)からなる、エレクトロクラッシュ時代のVicious Pinkと言いたいのが、Hong Kong Counterfeit。彼らのデビュー・アルバム『Paradisco』(2003年)は、コンセプト、サウンド、ファッション的にもエレクトロクラッシュ三拍子・・・しかも「My Private Tokyo」という渋すぎるカヴァーも収録。香港偽造品という名前ですが、このカヴァーは本当に最上級の偽造品。
ジゴロのハード・ミニマル系と言えるジ・アドヴェント(The Advent)は、アルバム『Time Trap Technik』(2001年)で、「Tokyo Nights」というインスト曲をやっています。どうして東京なのかは不明ですが。ちょっとだけセクシー★ジャケ(左の男性ではない)でもある。
◆DJ HELLのジゴロ~第2回
ドイツからやって来たディスコパンク野郎たち(と言ってもディスコパンクというジャンルが出来上がる前にデビューしています)、Die Raketenのシングル『Tokyo, Tokyo』(2000年)。日本語の字幕入りPVは必見。最近のリリースの中では、必殺のTOKYOソングではないでしょうか。オムニバス『スペースインベーダー大作戦』(2003年)では、Die Raketen vs. Kagami名義で「GAME OVER」という曲を披露。アルバムのリリースが待ち遠しい! へい、行こうよ、トキオ!