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メガネ└□-□┘ジャケ展~Part 1 メガネはロックだ!

声を高らかにして言いましょう・・・「メガネはロックだ!」。元祖メガネロッカー、ビートルズ、モッズにパンク・・・ロック史をメガネで検証という高尚極まり無い企画。

四方 宏明

執筆者:四方 宏明

テクノポップガイド

旧来、メガネというのはそれほどクールなイメージがありませんでした。現在の日本人のメガネ人口は、50%を超えていると言われているほど(当然、コンタクト併用の人も多いでしょうが)ですが、日本人男性のステレオタイプは、メガネに出っ歯にカメラを首からぶら下げていました。しかし、このところ、メガネはおしゃれアイテムとして見直されています。メガネをアイウェアとか言ったりします。この「メガネ└□-□┘ジャケ展」は、長期連載となる予定ですが、先ずはロック史におけるメガネの重要性について検証していきます。

ビートルズもメガネ

amazon.co.jpにあるCDは、ジャケ写からリンクできます。(amazon.co.jpにない場合、海外のamazonや他の通販サイトへ)
メガネと言えば、ジョン・レノンがまず頭に浮かぶ人も多い事でしょう。アルバム『Let It Be』(1970年)のジャケでも、ジョンがかけている丸型フレーム。これは、喜劇役者ハロルド・ロイドにちなんでロイド型とも呼ばれますが、特にメタル・フレームの場合、レノン型と言ってもいいでしょう。メガネのハヤシでは、The John Lennon Eyewear Collectionからのジョン・レノン・モデルを豊富に扱っています。

こちらは、ジョンのベスト・アルバム『Lennon Legend~The Very Best Of John Lennon』(1998年)からのブレースバーが付いた(又はダブル・ブリッジの)ちょっと変形したウェリントン型のサングラスです。オノ・ヨーコが公認のJohn Lennon Museumでは、ジョン・レノン・モデルのサングラスも購入できます。

忘れもしない1980年12月8日、ジョン・レノンは凶弾に倒れました。オノ・ヨーコのアルバム『Season Of Glass』(1981年)のジャケには、その時のジョンのメガネが写っています。これは、ジョンが1979年、来日の際、極秘に購入した白山眼鏡店のメイフェアというモデル(購入した3色の一つ)です。ヨーコにとってジョンのメガネはジョンの分身のようなものだったのかもしれません。飽きが来なく、かけ易い白山眼鏡店のメガネは、個人的にも愛用しております。
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