07. Naked Eyes: Remote Control トニー・マンスフィールドのプロデュースで知られる、故ロブ・フィッシャーとピート・バーン(Dead Or Aliveは、ピート・バーンズ)のテクノかつモダンポップなデュオ。ロブ・フィッシャーは、ネイキッド・アイズ解散後、ロッド・スチュワート系声のサイモン・クライミーのクライミー・フィッシャーというデュオで、「Love Changes (Everything)」とかのヒットも飛ばしました。バート・バカラックのカヴァー「Always Something There To Remind Me(僕はこんなに)」を選ぶべきかもしれませんが、ロブ・フィッシャーの追悼する意味でもリリースされた『Everyting And More』(2002年)に収録のビートリッシュな(と言うかELOっぽい)シングルB面曲「Remote Control」をあえて選びました。
09. Split Enz: Six Months In A Leaky Boat Split Enzの最後のNZとはNew Zealandから。別に大都会でなくて、モダンポップは生まれるわけです。ロンドンのパンク野郎が驚いたアーティーなコスチューム、でも彼らの楽曲にはポップの真髄が詰まっています。この曲は、アルバム『Time And Tide』(1982年)から「エアテロの風」という邦題として収録された、東洋的旋律のメロが美しすぎるポップ・マジック。