テクノポップ/テクノポップ関連情報

カヴァー曲特集~Part 5 ラジオスターの悲劇~世界大会2(3ページ目)

「ラジオスターの悲劇」の世界大会第2部は、パンク編、ダンス編、番外編へと。(最新エレクトロ・カヴァー追記)

四方 宏明

執筆者:四方 宏明

テクノポップガイド

【ダンス編】

Bon Tonというイタロ・ディスコ系ユニットによる12インチ・シングル『Video Killed The Radio Star』(1987年)。女性ヴォーカルなんですが、歌っているのは、このジャケのお姉ちゃんなんでしょうか? 1人がBonで、もう1人がTon・・・そんな訳ないか。そうだと思い込んで、聴いています。この手のダンスものカヴァーとしては、オリジナルのいい所を残しつつ(つまりテクノな部分)、軽快なイタロ・ディスコに仕上げています。B面はリミックス2曲。

イマイチ海外で広く認知されているとは思いがたい、Yoo Yooですが、日本向けユーロビート・ユニットなんでしょうか? 彼らのCDシングル『夜にはぐれて/ラジオスターの悲劇』(1990年)。「夜にはぐれて」は、WinkもカヴァーしたAnkie Baggerの「Where Were You Last Night」。女性ヴォーカルで、音はかなり単調で安易なユーロビート調との事。


ユーロ・ハウス系Art Nouveauの12インチ・シングル『Video Killed The Radio Star』(1992年)。Rhonda Mooreという女性のヴォーカルをフィーチャーしています。ヴォーカルの女性も淡々と歌うおとなしめのイタロ・ハウスといった感じ。尚、この曲は、ZYXの『Do It Again』というオムニバスCDに収録されています。

SPOO-KEYの12インチ・シングル(CDシングルもあり)『Video Killed The Radio Star』(1995年)で「rave-it version」と「house-it version」を収録。これまた、「rave-it」はテクノのRaveというよりは、テンポの速い現代的でミーハーなダンス・サウンドです。「house-it」はありきたりのゆったりハウス・サウンドでヴォーカルはサンプリングだけなので、退屈。
  • 前のページへ
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます