ジャマイカからNYCへ移り、モデルとなったグレース・ジョーンズ。角刈りにしてもカッコイイ女性は、あまりいません。黒豹のようにしなやかな動く肉体芸術、グレース・ジョーンズのアルバム『Island Life』(1985年)です。
独自のお色気エレポップの世界を奇才トニー・マンスフィールドのプロデュースにより作り上げたVicious Pinkです。このシングル『Fetish』(1985年)は、アメリカの映画専門ケーブル・チャネルHBOの番組「Real Sex II」に使われました。
Vicious Pinkはジャケもお色気ものが多いのですが、シングル『Take Me Now』(1985年)を選びます。この曲のプロデュースは、Gary Moberley。スタイル抜群のJosie Wardenとちっちゃいけど強いらしいBrian Mossのコンビが絶妙。
New Orderのジャケはピーター・サヴィルが手がけているので、アート指向が高い(構成主義的なものも多い)ですが、このピーター・フックのサイド・プロジェクトであるRevengeの『One True Passion』(1990年)は、ボンデージ風セクシー路線です。当然、中ジャケも。4曲目の『SLAVE』はイントロが好き。