廃盤復刻計画
一度CD化された音源の再発は廃盤復刻計画へ。12月4日時点でのリクエスト・チャート順位は。
邦楽部門
◆7位:伊藤さやか『気分はグレイテスト・ヒッツ Sayaka Early Best』
テクノ歌謡的アイドルから理由なき反抗をするロッカーへと成長(?)していったビクター時代のベスト・アルバム。このCDは中古市場では高値で取引される。『オ・ネ・ガ・イ スーパーコンピューター』と『恋の呪文はスキトキメキトキス』も再発の際には、収録して欲しい。
◆49位:大村憲司『春がいっぱい』
YMOのツアーにも参加した今は亡き名ギタリスト。↑の伊藤さやか『ナ・ン・パ…して!』等のレコーディングでもギタリストとして参加している。81年にAlfaからリリースの『春がいっぱい』は、高橋幸宏と坂本龍一が共同プロデュースしたテクノ+エレキな名アルバム。ジョージ・ハリスン(ロイ・ウッドと共作)の『Far East Man』や裏YMOとも言えるクリス・モスデル=高橋幸宏による作詞=作曲の『Maps』も収録。アナログは結構見かけますが、再発されたCDはレアですね。1983年の『外人天国』(こちらはEpic Sony)もあわせて再発して欲しいですね。
◆49位:宇沙美ゆかり『スーパーベスト』
キャニオンが85年にリリースしたベストアルバム。後藤次利等によるそこそこのテクノ歌謡が収録されていますが、戸田誠司編曲の『Com’on Whistle!』もぜひ入れて欲しい。
◆70位:金井夕子『プレイバック・シリーズ』
キャニオンが87年にリリースした裏YMO作品も収録の金井夕子のベストアルバム。スタ誕出身で歌唱力抜群です。
◆89位:細野晴臣・横尾忠則『コチンの月』
『はらいそ』に続いて78年にキングからリリースされた。画家・横尾忠則とインドから帰ってきた細野晴臣のYMO時代に突入する前のソロ・アルバム。
◆106位:原マスミ『イマジネイション通信』
今は亡きユピテルから82年にリリースされ、後にWAXがCD化し再発。テクノフォークと形容したくなる内容。名前と声から、最初は女性だと勘違いしていました。
◆ランク外:加藤和彦『ベル・エキセントリック』
知らない間にランクから落ちてしまいました。79年の『パパ・ヘミングウェイ』(バハマ録音)、80年の『うたかたのオペラ』(ベルリン録音)、そしてこの81年のアルバムは、パリで録音された。アナログ時代はワーナーからリリースされていますが、再発CDは東芝EMIより。いっそ、3枚まとめて出して下さい。