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復活!~Part 3 イギリスのプッチモニ!(2ページ目)

どうして、「復活!」シリーズにてこのタイトル? 最近、シングルが立て続けに全英チャート1位に輝いたイギリスのプッチモニ、そしてイギリスのつんく♂、そのイギリスのつんく♂がいたイギリスのシャ乱Qについて。そう、イギリスのシャ乱Qがこの「復活!」のポイントです。8月15日分のニュースレターを読まれた方なら、誰かわかるでしょ。

四方 宏明

執筆者:四方 宏明

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OMDで一緒に活動したPaul Humphreys(OMD脱退後Listening Poolとして活動)のインタヴューを読む機会があったのですが、OMDとして復活ツアーをやろうとした際、アンディはこのアトミック☆キトゥンを売り出すために忙しくて一緒に出来なかったとのこと。結果的にポールは、Propagandaのクラウディア・ブラッケンとツアーを敢行したらしい。ポールもこのアンディーの活躍にエールを送っています。OMDは死すともアトミック☆キトゥンを残す。

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さて、このOMD、叙情派エレポップとして80年代のチャートを席捲しました。先ずは、『エノラゲイの悲劇』、『テレサガール』、『Secret』等のキャッチーなポップ・チューンが詰まった『New Best Of OMD』(写真右上は古い方のベスト:アンディー〔左〕とポール〔右〕)をぜひ聴いてください。

その後は、OMDのマニアックな面が堪能できる『NAVIGATION THE OMD B-SIDES』(写真右下)。この大衆性と実験性の両面性がOMDの魅力の源だと思います。

また、クラフトワークが大好きなOMDは、彼等の『Neon Lights』のカヴァーもやっており、後にOMDとElektric Musicの間でアンディと元クラフトワークのカール・バルトスは共演をしました。OMDに捧げたトリビュート・アルバム『Messages』(一発屋的エレポップ『Your Woman』が大ヒットしたインド系White Townも参加)や『Pretending To See』も2001年にリリースされています。『Your Woman』って好きな曲なんですが、そのヴォーカル・サウンドは、『ラジオスターの悲劇』に影響されたと、ご本人がこっそり言ってくれました。

アンディさん、次はぜひイギリスのタンポポお願いします。もしくは、日本のタンポポのためにニュー・シングルのアレンジとか。
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