――お二人ともプロレスが大好きで、いろいろ技を持っていると聞いております。現在、お二人の技は2万種を超えていますよね(アクセス・カウンター参照)。得意技は? もし、二人でデスマッチをしたら、どちらが生き残るのでしょう?
ENJU――得意技はルチャ<関節<騙し討ち<凶器攻撃、といった所でしょうか。私は卑怯ですから、勝負に凶器は必要不可欠。身体の一部です。デスマッチはルールによります。負けないような凶器を仕込みますけど。ENJUの場合、『2万を超える技』のうちの2万が凶器ですから。フフフ。
MIWA――得意技は、ウラカンラナとかケブラーダとかのルチャ系かな。デスマッチしたら……逃げ足が早いのはワ・タ・シ! 目突きして金網エスケープとか。
【やっぱり、卑怯なんだ】
――お互いの好きなところ、これだけは許せないところを言い合ってください。
ENJU――好きな所⇒美しくも、儚い楽曲の創造者。ファニーフェイス&完熟バディ。許せない所⇒一聴ではイージーな楽曲なクセに、歌ってみるとウルトラE難度の楽曲の創造者。
MIWA――好きな所⇒私を上手に飼育してくれている所。素敵な歌詞を作ってくれる所。クール&ビューティー。嫌いな所⇒背が私より高い所。
【意外とお手柔らかで、仲のいいお二人みたいです。もっと罵倒するのかと】
――ENJUさんはカメラマン、MIWAさんはヘアメイク・アーティストを本業とされているようですが、二人の共同作業「コラボレ(POOL COLLABORATION)」では、かなりダークな作品を作っていますね。「私の好きなダーク系」について語ってください。
ENJU――語る程の自覚がありません。楽曲や作品で、好きなように判断して頂ければ幸いです。
MIWA――”ダーばな”ですか(笑)! う~ん……ダークな作品を作っていると思っていないのがホンネなんですけども……(笑)。一般的にはダークと呼ばれるのかな? ホラーモノなんかは大好きです。特殊メイクフェチなので。
【この質問は外しちゃいましたね。許して】
――では、ちょっとアーティストらしいお話を。ファースト自主制作アルバム『JET POOL』(写真)では、どこまで意識したか不明ですが、『神経過敏なサイエンティスト』では、P-MODELの要素(女性アーティストではとても天然記念物だと思います)、『Blue』(『CLUB RE-MIX』にも収録)ではテクノ歌謡版ユーミンを感じさせます。この80年代的ごった煮感は、狙ったものなのでしょうか?
ENJU――ENJU的には、特に狙ってないです。カルマというか、マインドコントロールというか……。その時代に割礼、もとい洗礼を受けたって事じゃないですかね。
MIWA――狙ったつもりはないんですけど……80年代の邦楽、洋楽を聴いて育って来たので、どうしても出ちゃうものなんでしょうかねぇ……。本当に狙ったのは、アナタのハート・なんちって(笑)。
【ENJUさん、やはり発言がP-MODELっぽい……】