テクノポップ/テクノポップ関連情報

アーティスト・インタヴュー~Part II 直撃!石野卓球さん

テクノ先祖帰り的ソロ・アルバム『KARAOKEJACK』を4月25日にリリースした、電気グルーヴの石野卓球さんにe-mailインタヴューを敢行。『電気グルーヴのオールナイト・ニッポン』に影響を受けて、テクノにはまった人も多いのではないでしょうか? 卓球さんお奨めのアーティスト(ドイツ系多し!)にも注目です。

四方 宏明

執筆者:四方 宏明

テクノポップガイド

4月の初めに、石野卓球さんから「POP ACADEMYを友人に教えてもらって拝見しました」とメールを頂きました。テクノポップとテクノのミッシング・リンクを繋ぐ存在である、卓球さんにインタヴューを申し出た所、快く引き受けていただきました。(*)の解説は僕が付け加えたものです。

『KARAOKEJACK』
K/oon Sony KSC2 374/LOOPA 022 CD

――最初に買ったレコードはビリー・ジョエルの『グラス・ルーツ』だそうですが、今も持ってられますか?

随分前に売ったか無くしました。もう一度聴きたいとは思わないので買いなおしてもいません。アメリカンロックのDNAは僕の中には無い様です。

――”人生”時代にラルフ・レコード(*1)にテープを送られていますが、何か反応はあったのでしょうか?(僕の友人の吉野太郎君も同じことをしようとしていますので、参考まで)

15年程昔の話なのでよく覚えていませんが、バッジかステッカーか何かが送られてきた様な気がします。

*1 謎の目玉おやじ集団、The Residentsのカルトなレーベル。

――新作シングル『stereo nights』には、80年代エレポップのキラキラ感が感じられますが、なにかインスパイアされるものがあったのでしょうか?

ここ二、三年80年代エレポップを聴き直す機会が多く、数年振りに一丁この手の曲を作ってみるか、という感じで古いリズムマシーンを引っ張り出して作りました。喜納昌吉さんの花という曲をサンプリングしています。

――しつこいようですが、リシツキー(*2)のポスターを元にしたジャケットのNASA(スウェーデンのエレポップ)の名盤『Remembering The Future』は、ご存知ではないのでしょうか?(ぜひ、聞いてくれとの要望がありましたので)

全く知りませんでした。聴いてみたいです。

*2 ロシア構成主義の巨匠。『stereo nights』のジャケも、同じくリシツキーのポスターがもとネタ。

――コレは絶対再発してほしいという廃盤アルバムがあれば、教えてください。

Liaisons Dangereuse(*3)が未だに廃盤なのは犯罪に近い行為だと思います。あとCHBB(*4)(クリスロ・ハースのLiaisons後のユニット)、Palais Schaumburg(*5)の1st(*6)とシングル集。フリーダーブッツマンのアルバム。あとシングルですがGrauzone(*7)の『Film 2』など。

*3 元DAFのクリスロ・ハースが結成。コニー・プランクがプロデュース。
*4 Chrislo HaasとBeate Bartelの頭文字から。
*5 ホルガー・ヒラー(小林泉美のだんな)、トーマス・フェルマン等からなる「あぶくの城」と言う意味のノイエ・ドイチェ・ヴェレ重要バンド。
*6 Flying Lizardsのデヴィッド・カンニンガムがプロデュース。
*7 スイス出身のノイエ・ドイチェ・ヴェレ系。
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