Bananarama『Waterloo』(1998年)
『Waterloo』は、1974年のユーロ・ヴィジョン・ソング・コンテストでの優勝曲。イギリスのTVヴァラエティ・ショウ『ユーロトラッシュ』は、過去のユーロ・ヴィジョン優勝曲をウィットに富んだカヴァーをする企画を生み出しました。Shocking Blueの『Venus』のカヴァーでも知られるBananaramaは、Sibohan Faheyが出戻って一時的にオリジナル・メンバーで再結成。DubstarのSteve Hillierのプロデュースの元、テクノでグラムな仕上がりとなっています。この曲を収録したオムニバス・アルバム『ラヴ・ラヴ・ヨーロップ(A Song For Eurotrash)』も、リリースされています。
Radical TV『Dancing Queen』(1988年)
映像派テクノの先駆者、庄野晴彦と原田大三郎によるRadical TVは、高橋幸宏がエグゼクティヴ・プロデューサーとしてクレジットされたミニ・アルバム『A.V KIDS』をリリース。『Dancing Queen』のテクノなインスト・カヴァーをしています。彼らは、筑波科学万博での映像パフォーマンス『TV WAR』で、坂本龍一ともコラボレーションをしました。
pandart sasanoooha『Dancing Queen』(2000年)
pandart sasanooohaは、モーニング娘。の『恋のダンスサイト』の切れまくりリミックスを手掛けた大阪出身のDJユニット。壊れたPizzicato Five的感覚が爆発するリミックス。
『ABBA – A Tribute~The 25th Anniversary Celebration』(1999年)
上記のErasureの『Take A Chance On Me』、Bananaramaの『Waterloo』を収録した、数あるABBAのトリビュート・アルバムの中でも、一番クオリティーが高い作品。Go Westの『One Of Us』やスウェーデン出身ダンス系Army Of Lovers(『Crucified』がヒットした)の『Hasta Mañana』、アメリカ出身のエレポップ系Information Societyの『Lay All Your Love On Me』(本人達は当初あまり乗り気ではなかったらしい)も収録。
『ABBAMANIA』(1999年作)
Madness、Culture Club等のイギリス系新旧アーティストによるトリビュート・アルバム。
『Lay All Your Love On ABBA~A Tribute To ABBA』(2000年作)
トリビュートを得意とするCleopatra Recordsがリリースした、ユーロ・ダンス系トリビュート・アルバム。
と言う事で、ABBAは、やっぱり偉いと思います。
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