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再結成ブームを再検証。(3ページ目)

80~90年代のJ-POPシーンで活躍したグループの再結成が目白押しですね。丁度音楽を聴かなくなる、そんな世代を再度目覚めさせ、当時を知らない世代も巻き込むことが出来そうな、話題の再結成を3つ選びました。

執筆者:常木 晴亮

第1位 リンドバーグ

FINAL BEST
『FINAL BEST』
活動中はもとより解散後もBEST盤が多数出されていて迷うところですが、本作は誰もが知っているHIT曲を網羅、ほぼオリジナル・ヴァージョンで収録しているオススメ盤です
2009年2月22日(渡瀬40歳の誕生日だったそう)、渋谷DUOで行われた渡瀬マキのソロLIVEでリンドバーグの12月31日までの期間限定再活動が発表された。これは予測も想像も全くしていなかったので結構ビックリしました。

リンドバーグは1989年4月デビューの4人組。デビュー曲「ROUTE 246」の作曲を森重樹一(当時 ZIGGY)が担当していたり、1st.アルバムのプロデュースを下山淳(ex.ルースターズ)や三柴江戸蔵(当時 筋肉少女帯)が担当していたりして、当初は割と正当派ROCKの文脈で扱われていました。

しかしすぐに「今すぐKiss Me」がドラマ・タイアップ効果で大ヒット、以来2002年8月までの14年間 POP ROCKバンドとして活躍することになります。代表曲はやはり「今すぐ~」のイメージが強いでしょう。人によっては、阪神タイガース藤川球児のテーマソング「every little thing every precious thing」のグループかもしれませんね。筆者は「もっと愛しあいましょ」(1995)という楽曲が可愛くて好きです。

再活動第一弾アイテムは4月22日発売の 『LINDBERG XX - NEW & RERECORDING BEST ALBUM -(仮)』 。タイトル通り再録音によるBEST盤です。この“再録音によるBEST”が多いのもこのグループの特徴なので、オリジナル至上主義じゃない方はコチラも検討する価値有りでしょう。

ここまで読んでくださって本当にありがとうございました。
→次のページ は「BONUS TRACK ~ 再結成が怖いグループBEST 3!」です。
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