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2007年春のドラマ主題歌と、その周辺。Pt.2(2ページ目)

J-POPガイドによる主題歌特集、今回はそのPart.2、週の後半 木曜~土曜日編です。ヘビーなテーマの木曜日、マニアック路線の金曜日、コミカル・タッチの土曜日という感じです。

執筆者:常木 晴亮

5人ヴァージョンはどうなるの?

■ TBS系 金曜 22:00~ 『特急田中3号』
主題歌:KAT-TUN 「喜びの歌」 DVD付初回限定盤通常盤
音楽:仲西匡(なかにし きょう)
『特急田中3号』 オリジナル・サウンドトラック
マルチ運転室展望「東京都電」
『マルチ運転室展望「東京都電」』DVD
運転席から見える風景を出発駅から終点まで延々収録したこの手のソフトは、普通の人(笑)が想像する以上によく売れます。F-1よりも飛行機よりも電車、なのです


オタクと呼ばれる人達をテーマにしたドラマも数多く作られてきましたが、こちらは「鉄ちゃん」とか「テツ」等と呼ばれる鉄道マニアの友情が、ちょっと笑えてちょっと泣けるポジティブなトーンで描かれています。

『マイ☆ボス マイ☆ヒーロー』(関連記事はコチラ)でいい味出してた田中聖が主演を務めるこのドラマ、主題歌は勿論KAT-TUNが担当しています。芸能活動を休んでいた赤西仁の合流とタイミングが重なったこのシングルは、最終的には6人で録音されたヴァージョンで発売される模様です。

第2話まで使われていた5人ヴァージョンは完全に封印されてしまったのでしょうか。レアなのか(笑)?レコード・オタクの筆者としては気になるところであります。そして田中聖演じる主人公の名前が「田中一郎」※という所は、ARB KIDSだった者としては何度見ても気になるところであります。

※ 田中一郎
ROCKバンドARBの、初代ギタリストと同姓同名。彼らのファンはARB KIDSと呼ばれた


まだまだ活発。ケラの音楽活動とその周辺

■ テレビ朝日系 金曜 23:15~ 『帰ってきた時効警察』
音楽:坂口修
『帰ってきた時効警察 オリジナル・サウンドトラック+三木聡×坂口修作品集』
帰ってきた時効警察 オリジナル・サウンドトラック+三木聡×坂口修作品集
『帰ってきた時効警察 オリジナル・サウンドトラック+三木聡×坂口修作品集』


『時効警察』は、その独特のサブカル風味で深夜帯ながら(だから?)熱烈なファン層を生み出したドラマ。サントラ盤も2枚組となって帰ってきました。

タイトルの「+」以下は、『亀は意外と速く泳ぐ』、『ダメジン』等の映画や、シティボーイズのLIVEで使われた楽曲も収録していることから付けられたもの。音楽を担当している坂口修の名前は、コレとかコレの選曲、解説で知った方も多いかも。

Disk-2はケラリーノ・サンドロヴィッチ(以下ケラ)・プロデュースによる三日月しずか(麻生久美子)3曲入りミニ・アルバムと言った趣で、決定版的内容になっています。

ケラの音楽活動とその周辺は、有頂天のLIVE DVDや犬山イヌコ14年ぶりのソロ・アルバムまで新旧共に様々な作品が予定されていて、ナゴム・ギャルから演劇ファンになった様な方は、出費がかさんで大変そう。

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