この冬一番暖かなCMに使われた曲、「I LOVE YOU」

見えない星
中島美嘉 『見えない星』
CWに「I LOVE YOU」を収録。タイトル曲はドラマ『ハケンの品格』の主題歌(関連記事はコチラ)です
この冬、最もくすぐったく、なおかつ最も羨ましかったのが、ダイハツの軽自動車「タントカスタム」のテレビCM「ぬくもり編」。

冬の湖畔にやってきたカップル(入山法子&速水もこみち)。差し出されたマフラーをお断りして彼のセーターの中に潜り込む彼女。彼が「伸びるだろ、ヤメロ」とか言わない所がよいですな。本当に暖かな傑作CMだと思います。

このCMのバックで流れているのが、中島美嘉が歌う「I LOVE YOU」です。「タントカスタム」のCMは前回も「I LOVE YOU」を使用していて、河口恭吾※が歌ったそのヴァージョンは、最初アーティスト名が公表されなかった事もあって、結構話題になりました。

※河口恭吾
大ヒット曲「桜」(2003)で知られるシンガーソングライター。2004年のテレビドラマ『人間の証明』主題歌だった「A Place In The Sun」(Stevie Wonderのカヴァー)も必聴です


愛される名曲、「I LOVE YOU」

オリジナルは尾崎豊。1983年の1st.アルバム 『17歳の地図』 に収録、1991年にJR東海のCMで使用された事がきっかけで一気に彼の代表曲として浸透しました。

内外問わず多数のアーティストによってカヴァーされているこの曲、中島美嘉ヴァージョンが登場する前までで、最も有名だったのは宇多田ヒカルのものでしょう。元々尾崎豊のファンだったという彼女は、初のLIVE DVDにこの曲を収録。後に発売されたトリビュート・アルバムにはスタジオ録音ヴァージョンを提供しています。

ちょっと変わった所では韓国のアイドル・グループ「POSITION」が韓国語で歌ったものを元EE JUMPのソニンがやはり韓国語でカヴァーしたものや、時期が前後しますが日本のブルース・ハープの第一人者、石川二三夫が尾崎豊の追悼盤の中で聴かせたヴァージョン等があります。

こうして改めて並べて聴いてみると、女性ヴォーカルや外国語ヴァージョン、インストゥルメンタルに比べ日本語で歌う男性ヴォーカル・ヴァージョンの分の悪さがわかります。それだけ尾崎豊の個性が強かったという事なのでしょう。相当腰を入れて歌わないとキビシイ。カラオケなんかで安易に歌うと痛い目、見そうです。

宇多田ヒカル 『BOHEMIAN SUMMER 2000』V.A.『BLUE~A TRIBUTE TO YUTAKA OZAKI』河口恭吾 『I LOVE YOU~singles』ソニン 『ジグソーパズル』
左から宇多田ヒカル 『BOHEMIAN SUMMER 2000』 DVD、
V.A.『BLUE~A TRIBUTE TO YUTAKA OZAKI』、
河口恭吾 『I LOVE YOU~singles』、ソニン 『ジグソーパズル/I LOVE YOU』


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