「ジャズ黄金時代」にひたれるベスト5


ジャズ喫茶
懐かしのジャズ喫茶の風景
かつて、日本にはジャズ喫茶文化がありました。頑固親父がマニアックなジャズレコードを大音量でかけ続け、客は1杯のコーヒーで長時間居座る。70年代に生まれたガイドにとって、正直なところそれは想像の中の世界でしかありません(もっとも、いまでもそういうスタイルを続けているお店もありますが、お客さんのほうは確実に変化していますよね)。

60年代のジャズ喫茶で聴かれていたジャズのうち、今でもCDが売れ続けているのはマイルス、エヴァンス、あるいはアート・ブレイキーといったビッグネームが中心。しかし、その時代に聴かれていたジャズは、ジャズという音楽に歴史上もっとも人材と注目が集まったいわば「黄金時代」であり、それらのビッグネームを除いても、まだまだすばらしい作品がたくさん残されています。

今回の記事では、60年代のジャズ喫茶を彷彿とさせるアルバムをランキングしてみました。格付けの基準はただひとつ、「ジャズ黄金時代にひたれるアルバム」です。広義の名盤はもちろん含まれていますが、前述のようなビッグネームはあえて選考から外し、当時を知る人から「ああ、あれはよくかかっていたなあ」と思っていただけそうなものをセレクトしてみました。

次ページから順次ランキング発表。まずは5位、いぶし銀のブルーノート御用達ギタリストの名作です