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Photo:(C)Horses.JP
ありきたりではありますが、泣いても笑ってもラスト・ラン。今年のG1もラストとなる有馬記念で直後に引退セレモニーを控えたディープインパクトが走ります。もの凄い人出となりそうな雰囲気を漂わせる中山のクリスマス・イブです。昨年の韓国経由有馬記念観戦ツアーから一年も経ったんだなあと、感慨にフケってるヒマはありません。
結末を予想せねばならんわけです。ディープインパクト、どーなんでしょう。負けるとすれば前走のジャパンCではないかと個人的に妄想し、無印(というかキルトクール)で挑みつつも見事な勝ちっぷりを見せつけられました。無謀と言われて返す言葉はありませんが、先月号の競馬最強の法則で元調教師の田原さんも同じ見解でしたし、やはりディープインパクトは人智を超えた馬であることが証明されたと考えるしかないでしょう。
さらに有馬記念のラストランは“感動”の二文字が頭を過ります。オグリキャップ、トウカイテイオー、最近ではシンボリクリスエス、まさに有終の美を飾りました。日本いや世界中を湧かせてきたディープインパクトが溜め息とともに終われるはずもなく、堂々とウイニングランをしつつディープ・コールに応える武豊騎手。というシーンを正しい日本競馬のあり方として定義付けるのが妥当ではないのでしょうか。異論はありません。
そんなディープ・フィバーの中、毅然とした主張を発見しました。これは共感される方も多いのではないかと思われます。ほんとに本気で負かしにいかないと負かせない馬なわけですから関係者の皆さんも凱旋門賞のファーブル厩舎くらい気合い入れていきましょう。キビしい状況を跳ね返しての勝利こそが“感動”のラスト・ランに相応しく、ボーナスはたいて突っ込んだ競馬ファンが納得できる結末となるのではないでしょうか。そんな白熱した有馬記念になることを期待しつつ素敵なクリスマス・イブを迎えたいものです。
しかし年末セッパつまりでどーしても穴を狙いたい方もいるでしょう。そんな場合の有馬記念にピタりと来るのは“世相馬券”です。これはなるべく近い時期で衝撃大のほうが効果ありという傾向が見られ、マンハッタンカフェとアメリカンボスは後世まで語り継がれる世相馬券を形成したことは間違いありません。今年の場合、記憶に新しい松坂フィーバー。結論としてはネタバレのダイワメジャー・・じゃ安直すぎてダメでしょうか。
今年も一年ありがとうございました。年が明けたら金杯でお会いしましょう。