通常、中央競馬の馬券はJRAだけが売っている。独占禁止法違反といわれても、国が定めたことゆえどうしようもない。しかしインターネットの発展に伴い、ちょっと状況が変わっているようだ。
英国や北米にあるサーバーを拠点として、中央競馬や地方競馬の馬券を独自販売するホームページが問題となっている。もちろん表示は全て日本語であり、国内を対象にしているのはミエミエだ。1998年頃から始まったといわれる<インターネット・ノミ屋>の会員数は、すでに2万人程度に達しているらしい。また、推定でマキシム100億円以上の金が業者に流れているともいわれ、JRAにとっては大問題である。
中でも大手2社といわれるとこがあり、ほとんど大部分をそこが占めているようだ。たぶん、あそことあそこか・・という見当はつく。あえてここで発表するのは控えるが、こちらをご覧いただきたい。大まかなシステムはご理解いただけるだろう。
【某社宣伝コピー】
自宅から電話での簡単な操作ひとつで、世界各国の馬券が購入でき、信頼の各クレジットカード会社との提携により配当の払い戻し、残高の確認が出来ます。あなたの馬券購入結果リストは最先端のスーパーコンピューターネットワークシステムにより、データを安全に管理保管、定期的に報告いたします。馬券購入のために長蛇の列に悩まされる事も、時間の制限により、大きなチャンスを逸する事も無く、日本国内何処からでも簡単に馬券購入が可能となります。
さらにメリットとして“購入額10%割引き”というサービスがある。払戻しはJRAのオッズに基づいているから、かなりお得だ。
どーしても知りたいヒトは、個人的に問い合わせてもらえば特に隠すつもりはない。(ただし掲示板などの情報によると、払戻しなどでモメたりしているケースもあるようなので、そこんとこは自己責任ということで了承いただかねばならないが・・)
しかし「そりゃあいいや」と喜んでばかりもいられない。