先行販売されている福島では58万馬券(3連複)、公営競馬では400万馬券(3連単)など、JRA新馬券の全国発売の前に景気いいハナシが飛び交っている。はやく買いたいゼ!とウズウズな人々も世間に溢れている。一昔前までは『射幸心を煽る』という“上からのお達し”で押さえ付けられていたはずだが、これも時代の流れなのだろうか。

それでも世界に目を向けてみると、もっとスゴい配当が出ている。以前読んだ史上最高の払戻し記事によると、香港競馬の<3重3連複;3レースの1~3着を全て当てる>という馬券で、1335万7696.3倍があったそうだ。正式な記録は残ってないそうだが、おそらく世界最高ということらしい・・なんだか目が眩みそうなハナシである。

しかし実際問題として競馬で“人生棒に振った”人はそんなにたくさん存在するのだろうか。少なくとも私の回り(競馬お友だち)にはいない。寄り集まれば競馬競馬競馬で盛り上がっても、実生活においてはフツーに暮らしているし、家族を路頭に迷わせたりしない。が、中には自分のものではないお金に手を付け“競馬などの遊興費”に使ってしまう人もいる。その分岐点はどこにあるのだろうか。

この問題を考えるにあたっては、まず『射幸』とはなにか?ということを明確にせねばならない。辞書で調べると“なまけ者が自力で働かず、賭博やそれに類似の行為で一獲千金を夢見ること”と書いてあった。なんだかスゴいことになっているが『一獲千金』も調べてみよう。こちらは“ちょっとした仕事で一時に大きな利益を得ること”とある。やや内容に矛盾が生じているが気にしないでおく。とにかく、そういうことを『煽られてしまった』人もいるわけだ。その要因を探ってみる。