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“魔物”を呼び戻せ!秋の天皇賞(2ページ目)

大荒れがウリの秋華賞は本命決着、強い馬が勝つはずの菊花賞では大万馬券。もうなにが起こっても驚けません。しかも10月28日(日)秋の天皇賞には、頼れる助っ人“魔物”がいるんです。

執筆者:十時 龍一

登録馬のうち4頭がマル外だが出走枠は2つしかない。もしアグネスデジタルが本気だったら、有望株のクロフネはあきらめざるを得ない。毎日王冠を勝ったエイシンプレストンは絶望的。なんだかおかしい。フルゲートに満たない場合はこの規定にあらず、みたいな特例を・・つくってくれないだろうなあ、JRA。18頭出ていいことになってるんだから、それくらいの処置をしてもバチは当たるまい。てなこと言っても仕方ないけど。

まず注目したい3歳勢の(出走できたとして)△クロフネはどうだろう。高い能力は認めても、古馬と初対決というのは厳しくないか?ここは試金石くらいの気持ちで見守ったほうがいいかも。×トレジャーもエントリーしてるが、役不足の感は否めない。となればイキの良さで対抗するのはムズかしそうだ。

では、一度でもオペラオーに勝ったことある馬はどうだ。×メイショウドトウは前走の宝塚記念で悲願を達成した。それで慢心したわけじゃないだろうが、ブッツケはいかがなもんか。そのムカシ勝ったことのあるナリタトップロードは“矢折れ刀尽き”状態になってしまった。前走で勝った▲ステイゴールドもケチがついたし高齢でもある。ユタカ・マジックが一縷の望みだ。

苦しい。非常に苦しい。そこで私は、破れかぶれの博打にでる。忘れちゃイヤよの◎トーホウドリームだ。すでに記憶の彼方だが、春のG2大阪杯でオペラオーに先着し、優勝したのは夢ではなかったはずだ。もうひとつの強力バックボーンとして、同距離2000m実績(3.1.0.0)というのもある。

その昔のアキテンで穴をあけた馬に、ネーハイシーザー、セキテイリュウオー、サクラチトセオーなどがいる。“2000mしかダメだが2000mなら勝てる”といった距離スペシャリスト(というか融通のきかない)馬である。無謀は承知の上、宿敵○テイエムオペラオー(すでに白旗モードではあるが)の足元を掬うのは、このタイプではないか!と強く願うのである。
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