破天荒ぶりを“たのしむ”
公開されたのは、楽屋に酔っ払ったキーンが乱入してくるシーン。いきなりテンションの高い場面ですが、熱のこもった芝居に一気に引き込まれました。
「市村正親としてはとてもいえないようなことも、キーンは言える。ストレス解消になります(笑)」というのも納得の、破天荒ぶりは必見。
劇中劇だけでなく、なにげない台詞にシェイクスピアの戯曲が引用されていたりもするので、シェイクスピア好きにもたまらない舞台になりそうです。
公演概要
『キーン』
[東京公演]
2008年9月26日(金)~10月19日(日)
天王洲銀河劇場
[兵庫公演]
2008年10月23日(木)~10月26日(日)
兵庫県立芸術文化センター中ホール
翻案:ジャン・ポール・サルトル(アレクサンドル・デュマの原作より)
翻訳:小田島恒志
演出:ウィリアム・オルドロイド
出演:市村正親、須藤理彩、鈴木一真、高橋惠子 他