実在の名俳優を演じる

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日本を代表する俳優のひとり、市村正親。役柄と一体化した演技、微妙な間(ま)に感じる登場人物のリアルな息遣い。役柄の心情が手に取るように伝わる歌……。彼の舞台をみるたびに毎回驚かされます。

その市村がまた、新たな役柄に挑みます。それも、イギリス演劇界の伝説のスター俳優、エドマンド・キーン。といっても、19世紀の人物ですからね。私も実際にキーンの芝居を観たことがあるわけではないのですが(当然ですが)、天才的なシェイクスピア俳優として、時代を超えて語り継がれている存在です。それに、キーンは、私生活も相当すごかったことでも有名なんです。毎晩のように飲んだくれ、恋の浮名を流した女性は千人以上とか。借金の額も相当だったといいます。
なるほどすごい!

劇中劇あり、コミカルな場面ありと盛りだくさん

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そんな破天荒な名優の生き様を描いた同作は、2007年にロンドンで、これまた現在のイギリスを代表する俳優、サー・アントニー・シャーによって演じられ、好評を博しました。その話題作が、早くも今年、日本で上演されるというわけです。

シェイクスピアの劇中劇あり、キーンのダメ男ぶり炸裂のコミカルなシーンありと、ひとつの舞台で何粒もおいしい作品になりそうです。