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劇団四季『春のめざめ』5月2日開幕

劇団四季が手がける新作ミュージカル『春のめざめ』の製作発表が行われました。トニー賞8部門(2007年)を受賞した話題作が、初めて日本で上演されることになります。

執筆者:長谷川 あや

トニー賞8部門受賞の話題作が、ついに日本上陸!

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製作発表より
『春のめざめ』は、2006年にオフ・ブロードウェイでスタート後、瞬く間に人気に火がつき、ブロードウェイに進出。2007年のトニー賞主要8部門を独占した話題作です。以来、ロンドン、ウィーン、ソウルなど世界各地で上演され、観客を熱狂の渦に巻き込んでいます。その『春のめざめ』が、ついに、日本で、日本語で上演されることになりました。




過激さのあまり100年あまり上演されなかった戯曲

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photo by Joan Marcus ブロードウェイ公演より
3月10日に行われた製作発表にお邪魔しました。作品への期待の高さからか、製作発表開始前から、会場は熱気にあふれています。会場は都内のホテルの宴会場だったのですが、予想以上の出席者の数に、当初予定されていた宴会場からより大きな宴会場に急遽、変更したのだそう。

『春のめざめ』は、1891年にドイツの劇作家フランク・ヴェデキントが発表した戯曲「SPRING AWAKENING」をミュージカル化したもの。十代の少年少女の性のめざめを赤裸々に綴った同作は当時、ドイツ国内で大きな波紋を呼び、以来100年間、完全な形での上演はなかったといいます。その長い沈黙を破ったのが、2006年にオフ・ブロードウェイの上劇場で上演されたミュージカル版だったというわけです!
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