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生瀬勝之が演出する『橋を渡ったら泣け』(2ページ目)

人気の個性派俳優、生瀬勝之が演出する『橋を渡ったら泣け』が、4日、東京・渋谷のシアターコクーンで開幕しました。演劇ファンの間でも注目度の高いこちらの作品の概要、初日前会見の模様をレポートします!

執筆者:長谷川 あや

生瀬は、戸田の関西弁とマージャンの師匠!

コクーンの舞台ではおなじみの生瀬だが、コクーンでの演出は今作が初めてとなる公開舞台稽古の前に行われた、約15分の初日前会見の模様をあますところなくご紹介します! 初日前会見には、生瀬、大倉、奥菜、八嶋、戸田の5人が出席しました。

──6年ぶりの演出ということで、いかがですか?

生瀬
楽しんでやっています。奥菜さんは今回、(顔を合わせるのは)初めてですが、プライベートはこちらの3人は親戚みたいな方たちですね。

八嶋
正月の1日から、僕と大倉くんは生瀬さんの家に挨拶に行く──そういう間柄ですね。

──戸田さんは、生瀬さんからマージャンと大阪弁を習っているとか。

戸田
そうですね。生瀬さんは常に私の師匠です。『なにわバタフライ』というお芝居の時に、生瀬さんから関西弁をつきっきりで教えていただきました。あとは、生瀬さんの家のマージャン教室に時々。ま、これはみなさん一緒なんですけど……。

八嶋
僕はちょうど、いちばん最初に戸田さんが参加した時にいたんですけど、このおしゃべりなお姉さんが17時間、無言で、ぶっつづけでマージャンを打ち続けていました。

戸田
そんなプチ情報はいいんですよ。

──関西弁もマージャンもうまくなりましたか?

戸田
まあ、普通に少し。

生瀬
普通に答えればいいんですよ。うまくなったって!

戸田
うまくなりました! はい、おかげさまで。

舞台は近未来の日本。大災害から一ヶ月が経ち……

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最近は舞台での活躍も目覚しい奥菜。生瀬とは初顔合わせとなる
──奥菜さんは、生瀬さんとは初めてですよね。いかがですか、印象は。

奥菜
はい、初めてです。でも生瀬さんの舞台は何度も見ていて、すごい方だと思っていたので、今回ご一緒できてとても光栄です。

生瀬
その半笑いが誤解を招くんだよ!

八嶋
教科書通りの答えだなあ。

生瀬
正直に言ってくださいよ。

奥菜
いえ、本当に、本当に、本当に。

──現場はわきあいあいとされているんですね。

八嶋
これはオフィシャルな場所だから。実際はギスギスしています。

生瀬
稽古場はピシっとしていますよ!

奥菜
はい。

──ストーリーはギスギスというか、大災害があった場合が想定されていますが、みなさんが大災害にあわれたらどうしますか?

生瀬
そうですねえ。このメンバーはしゃべってなんぼのメンバーなんで、非常に困るんじゃないですかね。誰がいちばん──。

八嶋
でも、役者全員に今の質問のようなアンケートをとったんですよ、現場で。その詳しいことは、当日、劇場に来ていただいて、お金を出してパンフレットを買っていただけば書かれています。そちらをお買い求めください。

生瀬
今言っちゃうとパンフレットが売れなくなるからね。

──少しだけ教えてもらうことはできませんか?

八嶋
無理です。お断りします。

(一同笑)

初日前インタビューの模様、まだまだ続きます。
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