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生瀬勝之が演出する『橋を渡ったら泣け』

人気の個性派俳優、生瀬勝之が演出する『橋を渡ったら泣け』が、4日、東京・渋谷のシアターコクーンで開幕しました。演劇ファンの間でも注目度の高いこちらの作品の概要、初日前会見の模様をレポートします!

執筆者:長谷川 あや

【記事のインデックス】
俳優、生瀬勝之が土田英生の会心作を演出……1ページ
初日前会見の模様・1             ……2ページ
初日前会見の模様・2             ……3ページ
公演案内                    ……4ページ


個性派俳優生瀬が6年ぶりに演出に挑戦

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4人の男と3人の女が暮らすコミニュティに一人の男(大倉)が流れついてくる。新しい人間の登場は、コミニュティに何をもたらすのか──
個性派俳優、生瀬勝久が演出を手がける『橋を渡ったら泣け』が、3月5日、東京・渋谷のBunkamuraシアターコクーンで開幕しました。生瀬が演出を手がけるのは6年ぶり。シアターコクーンでの演出は、今回が初めてとなります。生瀬が選んだ戯曲は、集団の暖かさ、残酷さ、弱さ、強さを描いてきた土田英生の作品の中でも特に評価が高い『橋を渡ったら泣け』。

日本のほとんどが水没してしまった大災害から1ヵ月以上が経過。生き残った7人の男女がコミュニティを作って共同生活を送っているところに、やがてもうひとりの男が流れ着く──。過酷な状況におかれながらも人々は現状を受け入れ、一見、のんびりと暮らしているかのように見える人々の心象風景をリアルにシニカルに、そしてコミカルにつづっています。

個性派、実力派キャストが勢ぞろい!

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実力派キャストによる「群像劇」は期待大!
キャストには、大倉孝二、奥菜恵、八嶋智人、戸田恵子など、演劇ファン垂涎の芸達者な豪華メンバーが揃いました。演出の生瀬が、「最高のキャストが揃った」と語る魅力的なメンバーが作り上げる、人間の内面に鋭く迫る群像劇、期待が高まります。

今回、初日前日の3月4日に行われた30分ほどの公開舞台稽古(前半一部)と、舞台稽古の前に行われた記者会見の模様を取材しましたので、次ページで紹介していきます!
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