空手で学んだきつい訓練が今役立つ
『トワイライト~初恋~』のジェイコブ・ブラック役のテイラー・ロートナー君。続編『ニュームーン(仮題)』では大活躍するようだ。 |
テイラー・ロートナーさん:そうですか? ありがとうございます。でも自分ではわかりません。空手をやってきたことが自信をもたらしてくれたのは事実です。人生レッスンを学んだともいえると思います。仕事をちゃんとするためには、自分でもしっかりしなくてはならなって思っています。
ガイド:空手から学んだのはどんなことですか?
テイラー・ロートナーさん:空手は自信を持つことと鍛錬を教えてくれました。ハードワークすることも教えてくれました。それって、とっても大切なことです。ハードワークしないで得られることはほとんどないのです。そういうことを空手とアメリカンフットボールで学びました。
それはとても演技にも役立っています。俳優はとてもとても競争が激しい仕事なんです。何度も経験したことですが、俳優の仕事を続けさせないようにする要素はたくさんあるのです。でも続けていかなくてはなりません。自分のやりたい道を続けるためには、激しい仕事をこなす必要があるんです。
ガイド:続編の『ニュームーン(仮題)』のためにトレーニングしているんですよね。
テイラー・ロートナーさん:そうなんです。『トワイライト』の撮影中は、『トワイライト』集中していましたが、ジェイコブのキャラクターが肉体的にも精神的にも変化していくのを知ってから、トレーニングを開始しました。ジムに通い、食べ物をたくさん食べ、プロテインを飲んでいます。『ニュームーン』の準備のためにハードワークを続けています。
ガイド:トレーニングはお好きですか? 時には遊びにいきたいなんて思いません?
テイラー・ロートナーさん:多分好きなんでしょうね。休みの日にジムに行かないと、何かが足りないような寂しいような気分になるんです。すぐにジムに行きたくなります。いつも活動的にしているのが好きなんです。今は以前のようにスポーツをやっているわけではないのですが、一番楽しいのが動いている時なんです。
ガイド:今はとても人気者ですが、スターになった気分は?
テイラー・ロートナーさん:ファンにはとても感謝しています。ファンのためならサインも写真も嫌ではありません。ファンへの感謝の気持ちを表す機会はそんなにないので。
ガイド:空手チャンピオンのときも騒がれたりしたんですか?
テイラー・ロートナーさん:少しは。でも今ほどではありません。大きな大きな違いがあります。
ガイド:テイラーさんにとって演技するというのは、どういう意味がありますか?
テイラー・ロートナーさん:僕と正反対のキャラクターを演じることはとても楽しいです。実際の生活では決してない経験もできますから。ジェイコブは、そういう意味で完璧なキャラクターです。狼男ですが、僕は狼男になった経験はないし。想像力を発揮して全く違う人間を演じるのはとてもクールです。チャレンジする経験を与えてくれる役なんです。
ガイド:あなたは空手チャンピオンとしても俳優としても成功されたわけですが、成功の鍵といえばどんなことだと思いますか??
テイラー・ロートナーさん:主にハードワークですね。何事もハードワークなくして成し遂げられないと思っています。それからサポートしてくれるファンと家族です。ずっと続けていこうと思っています。
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テイラー・ロートナーさん:空手の先生に勧められたからなんです。先生は僕がいい俳優になれると思ったようです。だから試してみようと思ったんです。最初はあまり気が進まなかったんですが。僕の中の何が先生にそう思わせたのかもわかりませんでしたし。やってみたら楽しくて、両親に俳優になりたいと告げました。
両親は、それならカリフォルニアに引っ越さなくてはと言うのです。僕はあまりピンときませんでしたが、両親は、俳優になるにはそれが絶対に必要だと言うのです。そうしてこうなったわけです。
ガイド:家族で引っ越したんですね。テイラーさんが育ったミシガンとカリフォルニアでは、環境が大きく違ったのでは?
テイラー・ロートナーさん:まず天気です。大吹雪から明るい陽光ですからね。ミシガンは緑が多くて湖もたくさんあってとても美しい場所ですが、カリフォルニアの美しさも同じぐらいありました。両親はとても気に入っていました。
ガイド:ミシガンを去るのは寂しくはなかったですが。
テイラー・ロートナーさん:10歳でしたからね。僕は俳優を続けたいという強い気持ちがありましたが、ミシガンを去るほどではありませんでした。友達と別れたくもなかったんです。でも、本当に俳優を目指すなら行くしかなったので、何とか決心しました。きっと向こうでも友達ができるはずだし、自分のやりたいことのためですからね。そして全てはうまくいきました。
ガイド:テイラー・ロートナーさん、ありがとうございました。
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