他作品との関わりは?
(c)2007 by Paramount Pictures. All Rights Reserved.6月21日(土)より日劇1ほか全国超拡大ロードショー |
インディ・ジョーンズの始まりは007シリーズだった?『インディ・ジョーンズ』シリーズと特に関わりが深い作品といえば、『007』シリーズです。まず、プロローグにアクションシーンがあり、本編はその後に始まるという構成。
また、『最後の聖戦』で、インディ・ジョーンズの父親を演じたショーン・コネリーは、元077ジェームズ・ボンドを演じていました。『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』でもショーン・コネリーが意外な形で登場します。
『レイダース』が生まれた背景にも007シリーズがあります。「スター・ウォーズ」の興行的失敗を恐れハワイに滞在していたジョージ・ルーカスが、「未知との遭遇」の成功後の休暇でハワイに来ていたティーブン・スピルバーグと偶然出会いました。
ジェームズ・ボンドシリーズのような映画を作りたかったスピルバーグに、「007」シリーズのような冒険ものだとルーカスが『レイダース』のアイデアを話し、そこから計画が始まったのです。
『E.T』はインディ・ジョーンズのセットで生まれた
撮影の休憩時間に、夫を訪ねてきたメリッサ・マシスンと共に、スティーブン・スピルバーグは脚本を書いていました。それが後に大ヒット作品となる『E.T』だったのです。
ロケーション・その他のトリビア
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『最後の聖戦』ででてくる聖杯が安置されている場所は、世界遺産にも登録されているヨルダンのぺトラ遺跡。ただし、岩をくりぬかれて作られているため、内部はとても狭く、映画では内部はセットです。
万里の長城は使われなかった
『魔宮の伝説』で、予定されていた万里の長城でのバイクチェイスシーンは、当局から許可が得られず、飛行機のシーンに差し替えられました。本当はインドで行われたはずのロケも、インドの許可が下りず、スリランカで行われました。
最初はすべてのスタジオから断れらた企画だった。
今考えると信じられないことですが、スティーブン・スピルバーグ、ジョージ・ルーカスの二人が組んだこの作品でも、スタジオの引き受けてがなかったのだそうです。
説得し続けたことで、パラマウントからやっとOKの返事を受け取り、映画化が実現したのでした。有名な人気シリーズには、様々なトリビアが隠れていますね。人気映画・ヒット作では、今後も気になるトリビアを取り上げていきます!
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