映画史に影響を与え、たくさんの映画のモデルとなったアメリカ史上最強の犯罪者とは?人々を震撼させ、アルフレッド・ヒッチコック監督の『サイコ』や『羊たちの沈黙』などのモデルとして有名なその人物とは?

センセーショナルな犯罪の記憶は生き続ける

悪魔のいけにえの画像
レーザーフェースのモデルになったのは実在の人物のエド・ゲイン。
『悪魔のいけにえ』はホラー映画の金字塔ともいわれ、スプラッターホラーブームを作った作品でもあります。この作品のモデルとなった人物は、ウィゥコンシン出身のエド・ゲイン(エドワード・ギーン)。その残忍な凶行は、人々を震撼させました。

エド・ゲインをモデルとしたのは、他にもアルフレッド・ヒッチコック監督の『サイコ』のノーマン・ベイツや、『羊たちの沈黙』のバッファロー・ビルなど。

『アメリカン・サイコ』でもエドの犯罪の影響が見られ、エド・ゲインそのものを映画化したチャック・パレロ監督の『エド・ゲイン』もあります。

エド・ゲインの犯罪は悪夢のような異常な犯罪であり、人々の間にセンセーションを巻き起こしました。その反面、数多くのアーティストやロックバンドなどにも影響を与え続けているのも事実です。近年でもファンクラブが存在し、その伝説を語り続ける人も多いのです。

エド・ゲインはどういう人物だったのか

サイコの画像
サイコの封印された部屋も実在していた。
1906年に人口700人未満のウィスコンシン州ブレインフィールドの農場に生まれたエド・ゲインに強い影響を与えたのは、厳格な母でした。食料品店を営む母は、一家の支えでもあり、父は子育てには口を出せなかったと伝えられています。父に続いて母が死亡した後、エドは、母の部屋を封印し、その後は孤独な生活を続けます。

近所では無口でおとなしく、いい人だとも思われていたエド・ゲインは月夜に墓の発掘をし、遺体を解剖し、凄惨な事件を起こしていました。事件発覚後、警官たちがエド・ゲインの家に人体のかけらをたくさん見つけるような。

エド・ゲインは重度の精神障害によって起訴されず、病院で余生を暮らし、1987年78歳で癌により亡くなりました。アメリカ史上最悪のモンスターとして、いつまでも彼の人生は語り続けられるのかもしれません。

【関連記事】
プロが選んだ最恐ホラー Part1
見逃したらもったいない!07ベストホラー映画
アジアン・ホラーの魅力に迫る
ゾンビ&バンパイアが大人気!そのワケは?
ソリッド・シチュエーションスリラーの系譜

※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。