ボーンの魅力 その1
たった一人で戦う姿勢
『ボーン・アルティメイタム』11月10日(土)、日劇1ほか全国ロードショー マット・デイモン来日会見も開かれました |
ボーンは初めから、好んで立ち向かっていくわけではありません。相手が自分を狙ってくる以上、必要に迫られて戦う姿勢も鮮明。『ボーン・スプレマシー』では、復讐のための戦い。そして『ボーン・アルティメイタム』では自分の本当の過去を探ります。
ボーンは一人で、強大な敵であろうと、入り組んだ秘密であろうと向かっていくしかないのです。優秀過ぎる戦闘マシーンでもありますが、苦悩も伝わってきます。苦しくても自分を信じてぶつかっていく姿は、一人の男として身近に感じられるのです。
ボーンの魅力 その2
過去に左右されないリセット力
ボーンは、果たして殺し屋なのか、被害者なのか、どんな過去を持っているのか、ボーンの正体を巡ってストーリーが展開していきます。自分の過去を知ったとしても、ボーンはおののきません。リセットして、新たな自分は、こういう自分だと、自分で決めるのです。
どんな過去を持っていようと、今現在から広がる未来は自由で自分で決められる。そんな軽やかさをボーンは持っているのです。過去の自分に引きずられない自分でいられるためには、強靭さがなくては難しいようにも見えますが、誰もが、本当はそうありたい姿でもあります。
次ページでは、いよいよボーンが一番愛されている魅力を紹介します。