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ダイ・ハード4.0 成功する5つの行動原則(3ページ目)

『ダイ・ハード4.0』で、12年ぶりに不死身の男ジョン・マクレーンが帰ってきます。ジョン・マクレーンに覚悟を決めた男の迫力を学びたいですね。成功する行動原則を5つあげてみました。

執筆者:オライカート 昌子

何のためにやるのか、はっきりしている

ダイ・ハード4.0の画像
連続したアクションは目が離せない。『ダイ・ハード4.0』(C)2007TWENTIETH CENTURY FOX
ジョン・マクレーンが、「あきらめず」に「行動力」を持ち、文句をこぼしながらも「目の前の仕事を淡々とこなす」ことができるのはなぜなのでしょうか?

それは行動の目的がはっきりしているから。始めは仕事をこなすためにしていた行動だったのかもしれませんが、『ダイ・ハード』で、妻に危険が迫っているとなれば、あらゆる力を振り絞って、目の前の困難に直面するしかないのです。

家族のためとなれば、自分の普段の力以上のものが出せるのがジョン・マクレーン。でも、それは誰だって同じですよね。

この行動は、何のためにやるのか、誰のためにやるのか、どうすれば解決できるのか、はっきり意識すればするほど、行動の質は高まり、最後まで持てる力を振り絞ることができるのだと思います。

自分をよく見せようとしない

ダイ・ハード4.0の画像
アジアンビューティのマギー・Qのアクションにも注目です。『ダイ・ハード4.0』(C)2007TWENTIETH CENTURY FOX
ジョン・マクレーンは今まで数々の闘いに勝利してきました。男の中の男として、人間ヒーローの代名詞的存在です。でも、本人がそれを意識することはないし、今までしてきたことを吹聴したりはしません。

「一人の刑事以上の存在」とは、もともと思っていないのです。ヒーローでいられるのは、行動している時間だけ。それを一番良く知っているのが、ジョン・マクレーン。

過去の経歴や栄光にすがることが、現在の闘いの役に立つことはないわけです。過去に何をしてきようと、現在は新しい問題点が現れてきているわけですから、今は今の方法で切り抜けることしかできません。

でも、意識していようといまいと、過去の経験は、知らずに現在に役立ってきます。過去の修羅場を切り抜けた体験は、それをしていない人の何倍もの力で自らを助けてくれますが、それは、期待して現れるものではないのだと思います。常に現在のヒーローで居続けるジョン・マクレーンこそが、一番魅力的なのではないでしょうか?


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