POINT 3 知性と好奇心
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彼女の場合、好奇心も強いようです。日本でも人気がブレイクしていた80年代、日本語のレコードを出しているのですが、好奇心がなければ、なかなかそこまでできません。
女優にとって好奇心は、必要度が高いものでもあります。いろいろなところに出かけ、いつも新しい人と出会い、知らない人を自分のものとして演じる仕事。
『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』や『フェノミナ』の頃のジェニファーの美しさと人気を知っている人々は、彼女が『ダーク・シティ』や『狼たちの街』で、姿を現したとき、ちょっとした衝撃を受けたのではないでしょうか? 成熟し、なおも美しく、しかもひっそりと再登場したからです。
ゴシップにもニュースにも無縁に、淡々とキャリアを重ねながら、女優という仕事を嬉々として続けているのは、女優スプリットというよりは、好奇心にかられながら、興味の赴くまま生きる自由度を感じさせます。
POINT 4 マイペースと熱意
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『ブラッドダイヤモンド』で演じるマティ・ボウマンは、今までのジェニファーのキャリアとは一味違っていて、美しくも強くてたくましい、どちらかと言えばポジティブな、プロの女性です。クールな表面の中に熱い感情を併せ持つ、ジェニファーの素顔に近いのではないかと想像してしまうところもあります。
女優と言っても、一人の女性。誰にも頼らず、自分ひとりで力を蓄え、ついに存在感を主張できるまでになるのは、成功のひとつの形。ジェニファー・コネリーを見ていると、女性の魅力を引き出すお手本になると思うのですが、いかがでしょうか?
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