これぞ、爆笑ムービー『ピンク・パンサー』
往年の名作『ピンクパンサー』シリーズのリメイク作。ベタな笑いでハッピーになれます。 |
これでもか、というほどのくどいほどの笑い。スティーブ・マーティンが、元のピーター・セラーズの作品を、現代に蘇らせようと、気合を入れて演じているのが伝わってくるようです。さらに、ケビン・クラインや、渋いフランス俳優のはずのジャン・レノが、お笑いに徹しているのにも注目。ジェームズ・ボンド役を辞退(逃した?)『トゥモロー・ワールド』のクライブ・オーウェンが、真面目に006を演じているのも映画を引き締めているところ。
今の若手のコメディスターが、ベン・スティラーだとすると、スティーブ・マーティンは、ベテランのコメディスターの第一人者なのは、間違いないと思います。
過去作品でも、『12人のパパ』や『ビッグ・ムービー』など、かなり笑えます。『ピンク・パンサー』の続編も製作が決まったようですので、今後の爆笑作品にも期待大ですね。
【作品評価】
ベタ度:★★★★
爆笑度:★★★★★
(最高評価は★5つ)
脱力プラス痛快映画『バス男』
ゆる~い笑いで最後は美味しい痛快さ。お勧め映画です。 |
日本では未公開作品でしたが、アメリカのティーンの人気指標となるMTVムービー・アワードでは、作品賞、音楽シーン賞、ブレイクスルー男優演技賞の3冠を獲得。
邦題の『バス男』は、当時の電車男のブームにあやかったとのこと。原題は『NAPOLEON DYNAMITE 』、主人公の少年の名前です。ゆるい感じの少年なのに、名前は「ナポレオン・ダイナマイト」、そのミスマッチが面白いわけです。
主演のジョン・ヘダーもこの一作で人気者に。『モンスターハウス』や夏公開のペンギンサーファーCGアニメの『サーフズアップ』にも声の出演。さらに次回作では、ダイアン・キートンの息子役も演じます。
【作品評価】
脱力度:★★★★★
爆笑度:★★★
(最高評価は★5つ)
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